今日は、お友達のお宅にお呼ばれ。
手土産に彼女の好きなマドレーヌを焼こうと思いました。
が、まさかの生焼け!
何が悪かったの?材料の配合?温度調節?
どれもいつもと同じのつもりだったのに。
マドレーヌの生焼けって、どうしてできるの?
もう時間がないのですけれど、復活は無理?
慌てないでーー!
復活の方法はありますよ。
手作りマドレーヌの生焼け失敗の原因と生焼け状態の対処法をご紹介します。
マドレーヌの失敗の原因で考えられることは?
簡単だと思っていた手作りマドレーヌがまさかの失敗だなんて、ショックですよね。
ヨーロッパでマドレーヌは、女の子が最初に作るお菓子として親しまれています。
「マドレーヌは比較的焼き菓子の中でも作るのが簡単」と言われていますが、美味しく作るにはやはりコツがいります。
まず意外と見落としがちなのは、材料を混ぜた生地を寝かすこと。
パウンドケーキは、生地を作るとすぐに型に入れて焼きますよね。
マドレーヌの場合は、グルテンや砂糖を馴染ませることでキメの細かいマドレーヌに仕上がります。
1時間ほど置くだけでもその出来は歴然と変わってきますよ。
また、生地を混ぜすぎないことや粉へ卵、バターを混ぜる時に一度に入れずに徐々に混ぜ込むこと。
これらの一手間が美味しさに関わってきます。
そして、生焼けの大きな原因は、オーブンの温度と焼き時間です。
マドレーヌは小さい焼き菓子ですが、比較的高い温度で短時間で焼き上げます。
それは、外を焼いてパリッとさせ、さらに中のバターの風味を閉じ込めることが
できるからです。
そのために余熱をしっかりと設定し、オーブン内の温度が冷めないようにします。
オーブン内の温度が下がると中までしっかり火が通らなくなり、時間が来ても水っぽい生地が残ります。
マドレーヌは比較的水分が多く緩い生地なので、表面が焼けてきたからと慌てて取り出した結果「生焼け」ということが起きやすいのです。
焼いている途中は何かと心配になりますが、マドレーヌは適温で時間まで「焼きっぱなし」が意外と功を奏しますよ。
マドレーヌが生焼けだったらこうやって対処して!
まず、焼いたマドレーヌに楊枝などを指して液状の生地が付いてきたら、生焼けの合図です。
その際は、余熱で中まで火を通すようにしましょう。
オーブンの中にしばらく置いておくのです。
焼きたてはオーブン内もマドレーヌ自体もまだ熱を帯びているので、余熱を使って少しづつ温めていきます。
オーブンを設定し直して焼き直す方法もありますが、加減を見誤って生地が焦げることが多く、かえって失敗度が高いです。
オーブンの余熱で生焼けが解消できない時は、電子レンジに移して30秒ほど温めてみてください。
レンジは、構造上、中に熱が入り食材を温めます。
様子を見ながら温めれば、大抵の生焼けは解消できますよ。
まとめ
手作りマドレーヌの失敗の原因と対処法についてご紹介しました。
レンジでの応急処置も、様子を見ながら利用すれば効果的に仕上がります。
しかし、まずはオーブンでしっかり焼き上げることが大事ですね!
バター香るマドレーヌ、是非チャレンジしてみてくださいね!