チーズケーキにはレアチーズケーキ、スフレチーズケーキ、ベイクドチーズケーキなど、たくさん種類がありますよね。
どのチーズケーキも大好きですが、私は滑らかなレアチーズケーキが特に好き!
初心者でも簡単に作れるし、オーブンを使わないのも魅力ですね。
でもレアチーズケーキはゼラチンの使い方を間違えると、ダマになって固まったり、分離してしまうのが悩みの種です。
冷やして出来上がるまで、内心ヒヤヒヤしますね。
そこでこの記事では、レアチーズケーキのゼラチンがダマにならず分離しないコツと、失敗したときの復活方法をご紹介します。
Contents
レアチーズケーキのゼラチンがだまになるのはなぜ?ダマになりにくくするには?
レアチーズケーキはゼラチンで固めますが、ゼラチンってダマになりやすいですよね。
ゼラチンがダマになったり、固まりができてしまうのは、ちょっとした手順に問題があることが多いんですよ。
ゼラチンをふやかすとき、先にゼラチンをボウルに入れて、後から水を注いでいませんか?
ゼラチンをふやかすときは、水が先です!
先にボウルに入れておいた水にゼラチンを振り入れるのが、ダマを作らないコツですよ。
ここで十分にゼラチンを水に溶かさないとダマができやすくなります。
次に、材料のクリームチーズ。
クリームチーズは室温に戻してから混ぜるのが良いのですが、冬だと室温はかなり低いですよね。
季節によっては、室温に戻すだけではクリームチーズの温度が低すぎることがあるのです。
そんな時は、ボウルごと湯せんして温めます。
クリームチーズが少し温まってから、ふやかしたゼラチンをかき混ぜながら少しずつ入れましょう。
このとき、ゼラチンを一気にドバッと入れてしまうと、ゼラチンの温度が下がり、ダマができやすくなります。
そこで、ふやかしたゼラチンに、チーズケーキや生クリームなどを合わせた材料大さじ2杯分を入れて混ぜます。
そして、残りの材料全部と合わせるようにすると混ざりやすいです。
泡立て器を使って手早くまんべんなく混ぜましょう。
レアチーズケーキが分離するのはなぜ?どうやって対処する?
クリームチーズと生クリーム、ゼラチンを混ぜる時、いくらかき回しても分離してしまうことってありますね。
これには2つの原因が考えられますよ。
1つめの原因は、クリームチーズの温度が高いことです。
クリームチーズが適温にならないときに、生クリームを混ぜると分離しやすくなります。
2つめの原因は、生クリームの泡立て過ぎです。
特にハンドミキサーを使うと、やり過ぎてしまいがちですね。
それじゃ、その材料はもう捨てるしかない?
大丈夫です!
材料を鍋に入れて温めるとまた元に戻ります。
ゼラチンを足して冷やせば、レアチーズケーキは復活しますよ。
レアチーズケーキはゼラチンの量がポイント!覚えておきたい失敗しない黄金率とは?
レアチーズケーキはゼラチンの量が重要です。
ゼラチンは、生クリームとクリームチーズを合わせた量の2パーセントぐらいが適量です。
つまり、生クリーム100g、クリームチーズ100gならば、ゼラチンは4gです。
ゼラチンを加熱し過ぎると、レアチーズケーキは固まりにくくなります。
うっかり加熱しすぎてしまった場合には、同じ量のゼラチンを足して作り直す必要があります。
では、私が良く作っている失敗しにくい簡単なレアチーズケーキの作り方をご紹介しましょう。
失敗しにくいレアチーズケーキの作り方
◆材料
- クリームチーズ 200g
- 生クリーム 200㏄
- 砂糖 80g
- レモン汁 大さじ1
- ゼラチン 5g
- 水 大さじ2
- ビスケット 60g
- バター 20g
◆作り方
- ビスケットを細かく砕いて、溶かしたバターを加えて混ぜる。
- ビスケットを型に敷き詰める。
- ボウルに室温で柔らかくしたクリームチーズを入れて混ぜる。
- 生クリーム、砂糖、レモン汁を3.のボウルに加えて混ぜる。
- ゼラチンを水大さじ2でふやかし、電子レンジで20秒温めてからクリームチーズに混ぜ込む。
- ビスケットを敷いた型に流し込み、冷蔵庫で冷やして固める。
冷やす時間を除けば15分ぐらいで作れますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
レアチーズケーキのゼラチンが固まる まとめ
ゼラチンにダマを作らず、材料が分離しないようにレアチーズケーキを作るコツは、
- ゼラチンの量をきっちり守ること
- ゼラチンを十分にふやかしてから入れること
- クリームチーズを適温にすること
- ゼラチンに生地を少し混ぜてから全体に混ぜ込むこと
です。
もしダマができてしまうなど失敗しても、材料を温めて、もう一度同じ量のゼラチンを加えると、復活させることができますよ。
ご紹介したレシピも是非お試し下さいね!
レアチーズケーキの上手な保存方法を紹介しています。