友人宅で持ち寄りパーティーをするので、ベイクドチーズケーキを焼いて持っていくことにしました。
せっかくなので、作ったチーズケーキを一番おいしい状態で持っていきたいのですが、焼き上がったベイクドチーズケーキはアツアツ!
早く冷やして持っていきたいのですが、ベイクドチーズケーキの粗熱はどうやってとればいいのでしょうか?
ベイクドチーズケーキの冷まし方は意外と簡単です!
ベイクドチーズケーキの粗熱の取り方、ラップをかけるタイミング、早く粗熱をとるアイデアについてご紹介します。
ベイクドチーズケーキの粗熱はどうやって取る?ラップはいつかけるの?
ベイクドチーズケーキは、焼き立て熱々の状態でもそれはそれでおいしそうですが、焼いて冷やしてからの方が美味しいんですよね。
ケーキ屋さんでは冷たくして売っていますし、カフェでも普通は冷やされたチーズケーキが出できます。
そのため、手作りのチーズケーキも早く冷やしたいところですが、チーズケーキの粗熱が取れてから冷蔵庫に入れると効率よく冷やすことができます。
「粗熱をとる」とは、触ったときに少し温かさを感じるくらいまで冷ますことです。
湯気が出ない程度まで冷めた状態にすることですね。
ベイクドチーズケーキは、焼きたてをすぐにオーブンから出すと真ん中がへこみますが、これは成功の合図です。
ですので、チーズケーキはスポンジケーキやシフォンケーキのような焼き縮みは気にせず、そのまま自然に冷やします。
焼き立てのチーズケーキは意外と中の温度が高く、冷めにくいです。
なぜならチーズケーキは、スポンジケーキのようにケーキの層に空気の泡が多く入っていないからなんですね。
そのため、表面が冷えてきたな…と思っても中が熱いことはよくあります。
ですので、ラップをかけるのは、焼いてから1〜2時間後が良いですよ。
これくらい置いておけば、粗熱がしっかり取れます。
ベイクドチーズケーキの粗熱を早く取るには?
おもてなしの時間が迫っていたり、おやつや食後のデザートの時間に間に合わせるために
どうしても早く粗熱をとりたい!ということもありますよね。
そんなときは、まずチーズケーキが焼き上がったらすぐにオーブンから出して、ケーキ型から外し、クッキングペーパーをはがします。
そして、チーズケーキを網やケーキクーラーの上に乗せて、上下左右から空気があたるようにします。
私は、寿司飯を作るときのようにうちわで風を送ったりしています。
扇風機を微風にして、首振りにして、周りの空気を動かすことでも良いですよ。
ただし、チーズケーキには強い風が直接当たらないようにしてくださいね。
急に温度が変化すると、チーズケーキが崩れたり、表面がしわしわになりますので…
粗熱が取れたら、ラップをかけて冷蔵庫で冷やします。
この方法、普通にこのまま放置しておくよりは早く粗熱をとることはできますが、小一時間はかかります。
さらにもっと早く粗熱を取りたい場合は、チーズケーキを焼いている間に金属製のボウルやバットを冷凍庫で冷やしておきます。
ボウルもバットも、チーズケーキよりも大きいものにしてください。
焼き上がってから10〜20分ほどチーズケーキを置いて少し冷ましたら、冷凍庫でキンキンに冷やしたバットに置き、チーズケーキの上からこれまたキンキンに冷えたボウルを被せます。
そうです!
金属製のボウルとバットで「即席の冷蔵庫」を作って、これで粗熱を早く取るのです。
即席冷蔵庫で粗熱をとる際は、焼いた直後ではなく、チーズケーキを少し冷ましてからにしてください。
焼き立て状態だと、すぐにバットやボウルが温まってしまうのと、チーズケーキの表面が急速に冷えるのでシワシワになりやすいからです。
焼き立てのチーズケーキは最低でも10分ぐらい冷ましてから、試してみてくださいね!
チーズケーキの粗熱の取り方まとめ
ベイクドチーズケーキは、スポンジケーキなどと比べると生地の密度が濃いので冷めにくいです。
ベイクドチーズケーキの粗熱を取るには、だいたい1~2時間かかります。
ただ、スポンジケーキやシフォンケーキよりは焼き縮みや変形に気を使う必要はないので、時間があれば、網やケーキクーラーに乗せて自然に放置しておけばいいので楽ですね。
なるべく早く粗熱をとるには、焼き上がったらすぐに型から外し、網の上やケーキクーラーにおいて、できるだけ四方八方から空気に当てるようにします。
うちわなどで、ゆるい風の流れを作るのもいいですよ。
さらに急ぐ場合は、冷蔵庫で冷やしておいた金属製ボウルとバットの即席冷蔵庫のアイデアを試してみてくださいね!
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