久しぶりに出したネクタイがカビ臭い!
クリーニングはお金がかかるから、なんとか自分で洗いたい?
そう思うかもしれませんが、ネクタイはクリーニングに出してください!
家で洗える素材だと思い込んでいたものが、実は洗えない絹100%のネクタイだった…なんてこともあるんですよ。
ネクタイがカビ臭いときの応急処置と自分で洗濯ができるか、ご紹介します。
ネクタイのカビの取り方・・・自分で洗濯できる?
今日はこのネクタイにしよう!
そう思って取り出したネクタイに、カビが生えていたらショックですよね。
どうしても今日そのネクタイをつけていきたいですか?
それなら、まずは乾いた布などでカビを叩き落としてみましょう。
できれば屋外で、それが無理なら十分に換気してください。
この取り方で落ちなければ、今日は他のネクタイにしましょう。
今日つけていくのはあきらめるから、自分で洗濯できないかって?
いつもテキトーでなんでも「洗濯機で洗濯すればいいじゃん」と思っている私ですが、ネクタイだけはクリーニングに出すことをおすすめします。
どうしてか?
それは、ネクタイの素材には絹100%が多いからです。
絹は、自宅で洗うことはできません。
エタノールで拭くのもNGですし、しめった布で拭いたら、ますますカビを増殖させることになります。
うちのネクタイは、絹100%なんて高級品じゃないから大丈夫!?
では、素材の表示をよく見てください。
手ごろな値段で買ったネクタイも、絹100%と表示されていませんか?
ネクタイの場合は、使っている布の大きさが小さいので、お手ごろネクタイでも、絹100%は結構あるんですよ。
もちろん、ネクタイは他にも様々な素材があります。
ウール、麻、綿、ポリエステル、アセテート…最近は、和紙や木でできたネクタイもありますよ!
綿やポリエステルなら、家で洗ってもいいのでは?
そう思うかもしれません。
それでもあえて、私はクリ-ニングに出すことをおすすめします。
なぜなら、ネクタイは一番目立つ場所にあって、一番視線を集めるものだからです。
それが少しでもヨレていたり、シワが付いていたりしたら…
あなた自身の印象が、ヨレヨレでくたびれたものになってしまいます。
人は、ネクタイを見ていろいろな事を判断します。
おしゃれのセンスだけではありません。
仕事に対する意気込みや、自己主張の強さ、どんな気持ちでここへ来たのか…。
一番見られる存在だから、ネクタイはクリーニングに出した方がよいと思うのです。
ネクタイのカビはクリーニングで落ちる?料金はどれくらいかかる?
では、ネクタイをクリーニングに出すといくらかかるのでしょうか?
ネクタイのクリーニング代は、1本で大体500円前後のところが多いです。
でも、黒いカビの菌糸が繊維に入り込んでしまった場合、クリーニングに出しても落ちないことがあります。
特別料金を払うとなると、もう新しいネクタイを買った方がいいかもしれません。
ところで、ネクタイって何本くらい持っていますか?
20本?30本?…おしゃれな人なら100本以上持っていたりするんでしょうね。
ちなみに、私の夫は10本くらいでした…(笑)
カビを防ぐためには、見た目はきれいでも、定期的にクリーニングに出すことをおすすめします。
気付かないうちに、汗や皮脂は染みこんでいます。
食べ物の汁なども飛んでいます。
スーツをクリーニングに出す時に、そのスーツに合わせていたネクタイも、一緒にクリーニングに出すといいですよ。
毎日のように変えているので、そんなにたくさん出せない?
それならば、せめて一番ヘビロテだった2~3本だけでも。
お気に入りのネクタイが、長く使えるようにリフレッシュしてあげてください。
次に出すときには、また別のネクタイを2~3本。
そうしてローテーションすれば、ネクタイのカビを防ぐことができます。
出番のないネクタイを整理して、収納場所の風通しを良くするのも一つの方法ですよ。
まとめ
カビ臭かったり、すでにカビが生えてしまったネクタイは、クリーニングがおすすめです。
なぜなら、ネクタイは絹100%が多く、家では洗えないからです。
綿やポリエステル素材のものもありますが、シワやヨレができてしまうと、つけた時の印象が台無しになってしまいます!
定期的にクリーニングをして、カビの発生を防ぎましょう。
お気に入りのネクタイ、長持ちさせてくださいね。