子供がとても喜ぶので、
誕生日には手作りデコレーションケーキで
お祝いするのが定番となっています。
しかし、我が家でスポンジケーキを作るには
やや難関があります。
それは電動のハンドミキサーがないこと!
最近では卵や生クリームを手動で泡立てるのも限界かな、と。
特に卵の泡立ちがイマイチ、満足いく仕上がりになりません。
ボリュームのあるふわふわの
スポンジケーキを作るには
やはりハンドミキサーが必要ですか?
手動でもうまく共立てが成功する方法
ありますか?
卵の泡立ては、その前の準備や
泡だての段階の状態が成功に関わってきます。
スポンジケーキを作るとき
手動でも失敗しない卵の泡立て方のコツをご紹介します。
全卵の泡立てはなぜ失敗するの?
スポンジケーキを焼く上で
卵の泡立てはとても重要ですよね。
実は卵を泡立てて作る空気の泡の質と量で
スポンジケーキの出来が大いに違ってきます。
我が家でスポンジケーキを焼く時は、
使う道具の手入れから十分注意をして
取り掛かるようにしています。
なぜなら、卵の泡立てには
余計な混入物が泡立ての妨げになるからです。
ボウルは洗った時の水滴、
前回の洗い残しや埃をチェックし、
泡立て器もきれいな布巾で
隅々まで拭き取ります。
また、卵が冷えていたり、
砂糖を加えないと泡立ちません。
卵を湯煎にかけて40度ほどに
温める必要があります。
そして、
高温の湯煎に卵が固まらないように
砂糖を加えます。
砂糖は溶けると卵に馴染み
潰れない強い泡を作ります。
手動でも湯煎をかけて泡立てると
10分ほどで反応が出てきます。
しかし、20分以上何もなく
サラサラの状態が続くのは
失敗のシグナル。
こうなると復活はほぼ不可能なので、
ベーキングパウダーを加えたケーキ作りに
軌道修正しましょう。
卵を泡立て器で泡立てるコツは?
ですから、卵の共立てを成功させるには
・道具を清潔に保つこと。
・卵を温めて泡立てること。
・適量の砂糖を加えること。
の3つが大事なポイントです。
汚れのないボウルに
殻を混ぜないように卵を割ります。
そこに分量の1/3ほどの砂糖を加え
80度ほどのお湯を張ったボウルに
入れて温めながら卵をほぐすように混ぜます。
湯煎によって砂糖が溶け温められた卵と馴染み、
全体が泡立てに必要な適温となります。
適温に達したら湯煎から外して
ボウルの底を沿うように泡立て器を動かします。
徐々に空気が加わると色も変わり、
比重が重くなってきます。
砂糖を少しづつ分けて加えつつ、
白っぽくなるまで手を止めず
空気を取り込むように動作を続けます。
よく卵がリボン状に落ちたら出来上がり、
と言いますが、
実はそれではまだ足りません。
小麦粉などの他の材料を加えると
泡が潰れて緩くなります。
すくうと泡立て器に多く絡まり、
ゆっくり落ちる卵がボウルの中で
形を残してとどまったら大成功です!
まとめ
泡立て器を使って手動でも失敗しない
全卵の泡だて方とそのコツをお伝えしました。
泡立ちが不十分のスポンジケーキは、
表面が焦げやすく固いものになってしまいます。
ふわふわのスポンジケーキを目指すべく
基本重視で頑張りましょう!
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