「栄養がある」とテレビの情報番組で聞いた後、ネット通販サイトで偶然、お徳用袋詰めのむきくるみを見つけました。
くるみは小さいからすぐに食べてしまうだろうと思ったのですが、届いた袋は意外と大きかった!
これ、全部食べ切るにはどうやって保存しておけばいいのかしら?
くるみの保存方法は意外と簡単ですよ。
くるみの美味しさが落ちる理由と正しい保存法についてお伝えします。
くるみの保存は常温じゃなく冷凍が良い理由とは?
そのまま食べてもよし、料理やお菓子に使ってもよし。
栄養分が豊富でなじみ深いくるみ。
殻がついていると割るのは大変ですが、すでに剥いてある生のくるみも袋詰めで販売されていますよね。
でも、お徳用や大袋となると、量が多くて消費も難しいですよね。
実は殻を割ったくるみは意外と賞味期限が短いのです。
それはくるみの中に多く含まれる脂質が酸化し風味が落ちるからです。
さらに湿度の高いところや水にさらしてしまうようなことがあると、まもなく柔らかくなりカビが生えることも。
ですので、殻が剥かれたくるみは4〜5日のうちに食べきり、その間は低温で空気や湿度に触れにくい場所での保管が必要です。
そうなると常温保存よりは冷蔵、冷凍保存の方が適していると察しがつきますね。
くるみをジッパー付き袋に入れしっかり空気を抜いた状態で密封をし、冷蔵庫もしくは冷凍庫へ。
極力、袋の中を真空にするのがポイントです。
こうすることで、くるみに直接触れる空気量は減り、低温保存が劣化を防ぎます。
冷蔵保存なら1〜3ヶ月、冷凍なら半年ほど保ちます。
ただし、日が経つにつれて鮮度が落ちますし、匂い移りもあるので、食べる前は十分チェックをしましょう。
万が一くるみが酸化してしまったら…食べるのはアリ?
くるみは、殻から取り出した時が一番新鮮です。
そこからどんどん酸化が進んで、鮮度が落ちます。
ですから本来くるみは、殻付きの方が剥いたものより長持ちします。
くるみが酸化すると歯ごたえが悪くなり、香ばしさも減ります。
ですので酸化したくるみは食べられますが、正直美味しくありません。
さらに、もしほこりっぽい匂いがしたり、カビのようなものをみつけたら、毒性がある場合が多いので捨てましょう。
カビもなく、さほど時間が経っていないけれど湿気を含んでいる様子なら、一度乾煎りをしてみてください。
乾煎りの方法は、フライパンにくるみを入れて、中火〜弱火のフライパンで揺すりながら炒ります。
量にもよりますが、3分ほどで乾いた音と共に香ばしいくるみに変身します。
から煎り後のくるみは、おいておくとその後も酸化しますので、食べきる量だけ煎るようにしましょう。
まとめ
開封後のくるみの保存方法についてご紹介しました。
買ってから時間が経ったものでも、乾煎りすれば食べられる場合がありますので、捨てる前にチェックしてみてください。
ビタミン、繊維質や鉄分豊富なくるみは万病の薬、とも呼ばれるています。
毎日少しづつ食べる習慣をつけると、脳や心臓の疾病防止に役立ちます。
そのためにも美味しさをキープする保存方法、ぜひお試しくださいね!