パウンドケーキは簡単なようで、焼き加減が難しかったりしますよね。
レシピ通りにオーブンのタイマーをセットして、焼き上がりを見てみると生焼けっぽく、上から押してみたら隙間から生地が出てくるなんてことも・・・
オーブンには焼き直しモードはないし、どれぐらいの時間焼き直せばいいのかわからなかったので適当にオーブンで再び焼いてみたら、表面が焦げたことがあります。
そこで、私のような失敗がないように、パウンドケーキが生焼けになってしまった時の焼き直し対処方法をご紹介しましょう!
パウンドケーキが生焼けだった時の救済方法は?
焼き上がったパウンドケーキが生焼けだった時、まずはオーブンへ入れて温め直しましょう。
この時、すでに表面がこんがり良い色になっていた場合、再度焼くことで焦がしてしまうこともあるので、アルミホイルを被せます。
表面にそれほど焦げ目がついていない場合は、アルミホイルは被せなくても大丈夫です。
様子を見ながら焦げ目がつくようでしたら、アルミホイルを被せるようにしてくださいね。
ただ、オーブンから出してしばらく経ってから生焼けに気づいた場合は、オーブン自体の温度が下がってしまい、焼きムラができる可能性もあります。
また、表面にかなり焦げ目がついていて、オーブンで再度焼くと焦げるのが心配な時もありますよね。
そんな時は、電子レンジで中まで火を入れるのがおすすめです。
電子レンジは構造上、熱が中に入り込むようになっていますので、表面が焦げる心配はありません。
電子レンジで加熱する場合は、型からパウンドケーキを外し、600Wのレンジで30秒〜1分単位で様子を見ながら温めます。
中心の盛り上がりをみつつ、竹串を刺して焼けたかどうかをチェックするを繰り返しましょう。
パウンドケーキの生焼けの判断は?なぜ生焼けになるの?
パウンドケーキに限らず、オーブンで焼くケーキの生焼けの失敗って、誰でも一度は経験するのではないでしょうか。(私は一度や二度ではありませんが・・・笑)
とは言っても、基本を押さえれば美味しいパウンドケーキは誰でも作れる!と言われているのに、生焼けの失敗は結構ダメージ大きいですよね(^_^;)
では、なぜパウンドケーキの生焼けが発生してしまうのでしょうか?
オーブンで作るお菓子の生焼け原因は、火の通り方に理由があります。
オーブンはその内部を温めて素材を焼きます。
その作用により、熱は素材の外側から徐々に内側へ浸透していきます。
外側をどんどん焼いて行くうちに、内側が蒸し焼きにされて全体を焼く仕組みになっているのです。
ですから、火加減が弱いと、外側だけ焼けても中が生焼けになります。
また、そもそもパウンドケーキが生焼けになる原因は、材料の水分量の影響が大きいので、正しく計量することが大切です。
さらに、オーブンの設定温度が低かったり、何度もオーブンの窓を開閉するのも生焼けの原因になります。
一度オーブンに入れたら、何度もオーブンを開け閉めするのは御法度ですよ!
パウンドケーキの場合、焼き上がりの目安は比較的わかりやすいです。
全体的に綺麗なきつね色で、上部が割れてぷっくりと盛り上がります。
さらに、竹串を刺してみて、抜いた竹串に半液体の生地がつかなければ焼き上がりです!。
まとめ
パウンドケーキが生焼けだったときの焼き直し対策をご紹介しました。
基本的に、パウンドケーキを焼き直すとあまり美味しくなくなるんですよね。
ですので、オーブンが冷めないうちに素早く内部のチェックをして、全体を焼き上げましょう。
何度か繰り返し作って、オーブンの特徴を掴んでおくのも成功率アップのコツですよ!
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