週末、家族一同が集まることになり、
おもてなし料理を計画中。
義父母が茶碗蒸しが好きなので、
メニューの一つに入れようかと思っています。
今日、試しに作ってみました。
ところが、蒸し器の中の茶碗蒸しは、
固まっていなくてゆるゆる・・・。
どうして固まらないのでしょう?
原因はなんなの?
失敗した茶碗蒸し、どうしたらいいのでしょうか?
茶碗蒸しが固まらないのは、
材料の配合と火加減にありました。
茶碗蒸しが固まらない原因と
応急処置方法についてご紹介します。
茶碗蒸しが固まらないの原因は?応急処置方法は?
食卓に茶碗蒸しが一品加わるだけで
なんだか「和食上級者」みたいな感じが
しますよね!?
でも、茶碗蒸しって意外と難しくて、
「す」が入ってしまったり、
出汁が浮き過ぎてしまってガッカリすることが
多いんですよね。
私は、なかなかうまく行ったためしがありません、、
特に、しっかり蒸しても固まらないときは、
どうしたらいいか悩んでしまいます。
そもそも茶碗蒸しがなぜ固まらないかというと、
水分を占めるだしの量より、
熱で固まる卵の量が少ないからなんですね。
茶碗蒸しのレシピでは、
卵が個数単位で書かれているものが多いですが、
実際、卵の大きさはまちまちです。
Lサイズの卵を使った場合と、
Sサイズの卵を使った場合では、
かなり量が違ってきてしまいます。
ですので、卵は、割って溶いたものを
計量カップで測るのが良いですよ。
卵とだし汁の比率は1 : 3 と覚えておくと、
それだけでも失敗を免れることができます。
さらに、卵のタンパク質を分解する舞茸やしめじ、
水の出やすい青菜を入れ過ぎないようにしましょう。
また、火加減が最初から弱いと、
いつまでも器や中身が温まらず、
これも固まらない原因となります。
もし、蒸しても液状が続く場合は、
一度具材を取り除いて液体を冷まし、
そこに卵を足して混ぜ合わせます。
卵液をこしてから具材を入れて再び蒸せば、
足した卵が反応して固まりますよ。
茶碗蒸しが固まらない時のリメイクならコレ!
茶碗蒸しがある程度固まってしまって、
部分的に水っぽくなることがあります。
まだらになってしまった茶碗蒸しは、
応急処置をしても、
綺麗に仕上がらない気がしてしまいます。
そんなときでも、
失敗した茶碗蒸しをリメイクするアイデアがありますよ。
茶碗蒸しの具材であるぎんなんや鶏肉、
きのこなどは、彩りや風味を加える優れものです。
具材も一緒に「和風オムレツ」を
作ってみてはいかがでしょう?
茶碗蒸しを全てボウルにあけます。
大きな具材は少し刻んで、
食べやすい大きさにします。
そこへ溶き卵を加えてよく混ぜ、
フライパンで焼きます。
もう卵がない!という時は、
小さじ1ほど片栗粉か小麦粉をふるい、
加えます。
蒸すとゆるいままでも、
焼くと固まりやすくなります。
茶碗蒸しに入っているだしが効いた、
風味のよい和風オムレツに大変身です!
焼きあがったものを巻きすやラップで巻けば、
だし巻き卵にもなりますよ。
まとめ
茶碗蒸しが固まらない原因と
対処方法をご紹介しました。
茶碗蒸しは、卵と出汁の割合は1 : 3。
そして、卵のタンパク質を分解する
舞茸やしめじは控えめにして、
水分の出やすい青菜の入れ過ぎにも注意しましょう。
もし失敗しても、
おいしい和風オムレツや出し巻きにリメイクできるので、
がっかりしないでくださいね!