ご近所の庭の夏みかんを頂いたので、
マーマレードを作ってみました。
母が昔よく作っていたので見よう見まねで作ってみたものの、
どこが悪かったのか、
むちゃくちゃ苦いマーマレードになってしまいました。
えぐみが出ていて、
砂糖やはちみつを増やしても
どうにもこうにも食べられないレベル。
なんでこんなに大失敗作が?
マーマレードが苦いときの再生方法はあるのでしょうか?
こんなマーマレードでも使い道ありますか!?
手作りしたマーマレードがとっても苦かったときでも、
再生方法ありますよ!
苦いマーマレードの再生方法、
アレンジアイデア、
マーマレードが苦くなってしまった原因をご紹介します。
マーマレードが苦いときの再生方法は?アレンジアイデアもご紹介
実際には、一度作ってしまったマーマレードの苦味を
消すことは難しいです。
そこで、マーマレードが苦いときの再生方法としては、
旨味と甘みの比率を増やして、
苦味を緩和させるのが一番です。
そこでみりんを加えたり、
市販の甘いマーマレードを
手作りマーマレードと混ぜます。
でも、これ以上量を増やしたくないし、
早く使い切りたい。
そんな時は、
味や香りの強い料理の隠し味に使いましょう。
マーマレードをカレーや煮付け、
照り焼きやバーベキューソースに
混ぜ込むとコクがでます。
また、柑橘系の苦味はナッツや
チョコレートにとても合います。
マーマレードをチョコレートのスポンジケーキや
ブラウニーの材料に少量混ぜて焼くと
風味が増します。
このように苦いマーマレードは、
料理にちょっとだけ加えることで、
食材の旨味で苦味が薄まり、
全体の味のアクセントとなりますよ!
マーマレードが苦い原因は?みりんを使うと苦味が出ないの?
柑橘系の果物を皮ごと
コトコトと煮て作るマーマレード。
本来は、甘みの中にほろ苦さがあって
トーストに塗ったり、紅茶に入れたり
味わい方も様々ですよね。
マーマレードを作るときは
まとまった量を作ることが多いものです。
しかし、せっかく作っても柑橘類の下処理を間違えると
とてつもないほどの苦味が発生する場合があります。
これは柑橘類の皮にたくさん含まれている
リモノイドという成分によるものです。
皮を水でよく洗い、長時間水に漬け置くことで
大抵のリモノイドは薄まりますが、
漬け置きを忘れると強い苦味が残ります。
リモノイドが残ってしまうと、
いくら砂糖を加えても、
えぐみや苦みが勝ってしまいます。
マーマレードの苦味を緩和するために
本みりんを加えると苦味が消える、
というのを聞いたことありませんか?
みりんに含まれるお米などの甘みやアミノ酸が
リモノイドのえぐみを和らげてくれます。
しかし、量が多いマーマレードに
苦味が消えるまでみりんを入れると、
本来のマーマレードの味が変わってしまう恐れがあります。
当面食べるだけのマーマレードを小分けにしてから、
加減を見ながらみりんを加えましょう。
まとめ
手作りした苦いマーマレードの再生方法や
アレンジアイデアをご紹介しました。
みりんはマーマレードの苦味を
和らげてくれます。
ただし、入れすぎてしまうと、
マーマレードの風味を壊すことがあるので、
少しずつ様子を見ながら加えてくださいね。
残ってしまったマーマレードは、
お菓子作りや料理の隠し味に使うのがおすすめです。
マーマレードの苦味の原因は、
皮に含まれるものいどリモノイドという成分が
残っていいるせいです。
次回マーマレードを作る場合は、
よく皮を水に漬け込んで、
苦味を落としてくださいね。