以前行ったブッフェランチの
サラダバーのカリフラワーが美味しかったので、
家でもカリフラワーをよく食べるようになりました。
今日もスーパーで大きなカリフラワーを買って、
夕飯の付け合わせにレンジでチン。
ところが、茹で加減を見ようと味見したら苦い!
今まで感じたことがない苦味があるんです!
今まで感じたことがなかったのに、
なぜこんな苦味があるのでしょうか?
もしかして腐っているのでしょうか!?
カリフラワーに時々苦いものが現れるのは
ちゃんと原因があるんです。
カリフラワーのあの苦味の理由と
おいしく食べる方法についてご紹介します。
カリフラワーが苦い原因は〇〇だった!
ビタミンCが豊富で、独特な食感も、
サラダや炒め物のアクセントになるカリフラワー。
カリフラワーを細かく刻んで炒めて、
主食代わりにするダイエットも
人気がありますよね。
しかし、カリフラワーが好きという人がいる反面、
「茹でた時の匂いが嫌」
「食べた時なんだか苦かった」
という理由で、嫌いな人も。
よく聞く「カリフラワーは苦い」
という意見の原因はいったいなんでしょうか?
これは、カリフラワーがアブラナ科の植物で
もともとえぐみや苦みを含んでいるからなんです。
さらに「食べられないぐらい苦い」と感じる時は、
そのカリフラワーが化成肥料で
育ったことを意味します。
悪天候などで収穫期に小さいまま育たないように、
前もって化成肥料で大きくする過程で、
カリフラワーにえぐみが増すことがあるのです。
カリフラワーの苦みの原因は
「肥料」にあったんですね。
カリフラワーはレンジで茹でると苦い?おいしい茹で方は?
カリフラワーの旬は11月から3月です。
冬から早春にかけてが旬の野菜は、
一般的にえぐみを持つものが多いです。
お正月の後に食べる七草がゆの
七草たちも、えぐみを含むものが多いですよね。
このえぐみが、
冬に弱る消化器官の運動を整える
と言われています。
カリフラワーのもともとの苦みは
ごくわずかです。
そして、このカリフラワーの苦みは水溶性なので、
たっぷりのお湯で茹でると消えます。
ですから、電子レンジで柔らかくすると
時短で便利なのですが、水に触れない分、
えぐみが消えにくいのです。
カリフラワーに苦味が出にくい
おいしい茹で方は、
深めの鍋にたっぷり水を張って
水の分量の2%の塩を入れて火にかけます。
カリフラワーを白く茹であげたい時は、
小さじ1〜2ほどのお酢かレモン汁を入れます。
水が沸騰したら、
洗って茎から切り分けた
カリフラワーを入れて、2〜3分茹でます。
茹で上がったら、ざるにあげて、
水に浸けずにそのまま冷まします。
この茹で方なら、カリフラワーの苦味は
ほとんど感じなくなります。
もしまだ苦い場合は、
油で炒めたり、
ソースやドレッシング、
スパイスを加えると、苦味がやわらぎますよ。
まとめ
カリフラワーの苦みの原因と
苦くならない茹で方について
ご紹介しました。
カリフラワーはアブラナ科の植物で、
もともと苦みのある野菜だったんですね。
肥料による苦み成分があっても、
塩を入れたお湯で茹でれば、
苦味がやわらぎ、美味しく食べられます。
カリフラワーの苦味成分は水溶性なので、
レンジよりも、お湯で茹でた方が
苦味が感じにくいですよ。
カリフラワーの苦味が気になるときは、
ぜひお試しくださいね。