朝ごはんにもおやつにもぴったりなスコーン。
休日の朝食に、家でもできたてのスコーンが食べたいな~と思って、スコーンを手作りしてみました。
ところが、以前カフェで食べたスコーンとはなんだか食感が違う気がします。
スコーンの膨らみは少ないし、ずっしり重たく、サクッとした食感が全然ありません。
どうやら失敗したみたい。。。
スコーン失敗の原因はなんでしょうか?
スコーンを失敗せずに作るコツは?
失敗しちゃったこのスコーン、どうしましょう!?
手作りスコーンの失敗の原因と無駄にしない失敗スコーンのリメイク法、ご紹介します。
スコーンを失敗しないコツとは?
砂糖控えめで、ジャムやクリームと一緒に食べるイングリッシュスコーン。
チョコレートやドライフルーツを織り込んだ甘くて美味しいアメリカンスコーン。
どちらのスコーンにも共通するのは、サクサクでホロっと割れる食感ですよね。
これがちょっと間違えると、ずっしり重く膨らみが少ない堅パンのような失敗スコーンになります。
失敗なくスコーンを作るポイントは、
・小麦粉とベーキングパウダーをよく混ぜる
・材料を混ぜ過ぎない、こねない
・オーブンをしっかり余熱する
・低温度で焼かない
です。
バターは冷えた塊を粉類と切るように混ぜ、練りこまないようにします。
これは、パイ生地を作る時とちょっと仕組みが似ています。
冷えたバターが織り込まれることで、生地に層を作るんですね。
この層になった状態でしっかり適温で焼くことで、バターが溶け切らず、層が早く膨らみます。
また、粉類を加える際、小麦粉とベーキングパウダーが混ざりきれていないとスコーンの膨らみが悪くなります。
そして、材料を混ぜ過ぎたり、こねるようにしてしまうと、グルテンができて粘りが出てしまい、スコーンはサクッと割れません。
重ねて、焼くときのオーブンの温度が低いと、生地が膨らみきれずに、厚みのない残念なスコーンになってしまうんですね。
これらの条件が一つでも欠けると、本来のスコーンの魅力が半減してしまいます。
また、スコーンには、生クリームやヨーグルト、生フルーツを加えるレシピもありますよね。
しかし、それらの材料が混ざると、粘りが出てしまい、生地の層を壊す原因となります。
スコーンのサクサク感をキープするためには、材料は必要最低限にするほうが失敗は少ないです。
初めてスコーンを手作りするなら、まずはプレーンなスコーンに挑戦しましょう。
スコーンが失敗しても慌てないで!リメイクアイデア教えます
失敗したスコーンというのは、膨らまずに、キメの詰まった重い仕上がりのものが大半ですよね。
1個食べるだけで、なんだかもうお腹いっぱいで飽きてしまうような重さでは、そのままを全部食べるのは苦痛です。
それなら、リメイクして食べきっちゃいましょう!
焼きあがったスコーンは冷まして、ブレンダーなどで細かく粉砕してしまいます。
細かく砕いたスコーンとホイップクリームを混ぜて、冷凍して固めます。
すると、チョコレートやフルーツにも合うアイスデザートになりますよ。
または、砕いたスコーンに溶かしバターを加え型に敷けば、チーズケーキの下地として使えます。
これなら作り過ぎた失敗スコーンも、一度で消費できますよ。
ぜひお試しくださいね。
まとめ
スコーンの失敗原因と、失敗しないスコーン作りのコツ、そして失敗したスコーンのリメイクアイデアをご紹介しました。
おいしいスコーン作りには欠かせないコツがいくつもありますが、特に、バターを溶かさないことと、材料をこねすぎないことが成功のポイントです。
一度コツをつかんでしまえば、いつでも美味しいスコーンが食べられますよ。
もし、失敗しても、慌てて捨てないでください。
アイスデザートやチーズケーキの下地などに使えますからね。
焼き上がったスコーンがなんだか生焼けっぽいと感じたら…
スコーンが生焼けかの見分け方は?どうやって対処すればいいか教えます!で、生焼けの見分け方と対処方を詳しく紹介しています。
こちらも参考になさってくださいね。