シュークリームが食べたい!という子供たちのリクエストに答えて、おやつにシューを焼きました。
シューを焼く前にあらかじめカスタードクリームを作っておきましたが、いつまでたってもゆるゆるな状態・・・。
カスタードクリームは、冷やせば固まるかと思ったのですが、2時間たっても変わりません。
どうして固まらないのでしょうか?
このカスタードクリーム、もう復活は不可能?
いいえ、復活は十分可能ですよ!
カスタードクリームがゆるい原因と復活方法、もしも復活させられなかったときのアレンジ方法についてご紹介します。
カスタードクリームがゆるいのはなぜ?復活できる?
シュークリームやパイに欠かせないカスタードクリーム。
バニラと卵の風味たっぷりの甘いカスタードクリームは、子供たちにも大人気ですよね。
カスタードクリームの作り方のおさらいをすると、まず、卵と砂糖を混ぜます。
その後、小麦粉を加え温め、バニラビーンズ、牛乳を加えます。
液状になった材料を弱火にかけて、糊化させ、硬めのとろみがついたらできあがりです。
この手順でカスタードクリームの固さの決め手になるのは、牛乳です。
火にかける前、加える牛乳が多いと温めても緩いまま、いつまでも固まらないことがあります。
また、電子レンジで加熱して作る場合は、レシピ通りの時間では、クリームが緩いままの状態になることがあります。
クリームが緩い時は、カスタードクリームをもう少しだけ加熱してみましょう。
固まり始めるまでさらに弱火、もしくは600Wのレンジで30秒ずつ温めて様子を見てください。
よくかき混ぜながら、ゆっくり加熱を続けるのがポイントです。
水分が徐々に蒸発し、「もったり」してきたら火を止めて出来上がりです。
この方法で、カスタードクリームはほぼ確実にちょうど良く仕上がりますよ。
カスタードクリームが失敗したらこんなアレンジで再利用!
通常、ゆるいカスタードクリームは加熱して水分を飛ばすことで固まり、復活させることができます。
このとき、強火で加熱せず、手を止めずにしっかり混ぜるのがコツです。
特に、固まりかけた時に手を止めて放っておくと、焦げたり、粉っぽくなります。
手早く全体を混ぜると、固まる時にダマにならず、なめらかに仕上がります。
もし、ダマになったり、焦げて失敗してしまった場合は、一工夫加えてみましょう。
焦げてしまったカスタードクリームにココアを混ぜて、ビターなクリームに。
このビターなクリームの香ばしさが、こんがり焼いたトーストやバゲットにとてもよく合います。
また、ダマになったクリームは、ホットケーキミックスと少量の牛乳を加えて、パンケーキを作りましょう。
卵がたっぷり入っているので、ふわふわに仕上がります。
さらには、カスタードクリームを冷凍して、冷凍したカスタードクリームに衣をつけて、香ばしい揚げドーナツに。
美味しくてついつい、手が止まらなくなりますよ!
このようにカスタードクリームは、元の材料の風味が良いので、失敗しても美味しく変身させられます。
慌てて捨てたりしないでくださいね!
まとめ
カスタードクリームがゆるい原因と復活方法、失敗してしまった場合のアレンジ方法をご紹介しました。
カスタードクリームがゆるい場合は、さらに加熱をすればたいがい固まります。
このとき、加熱しすぎて焦がしたり、ダマを作らないように根気強く丁寧にかき混ぜてくださいね。
万一失敗しても、カスタードクリームは美味しくアレンジできます。
慌てて捨てたりしないで、ご紹介したアレンジレシピをぜひ参考にしてくださいね!
カスタードクリームについては、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
カスタードクリームは冷凍OK?どれぐらい日持ちする?美味しく解凍するには?