人気のケーキ屋さんのチーズケーキ、自分でも作れないかな~とネットでレシピを検索しました。
そこでちょっと気になったのが、湯煎焼きのチーズケーキです。
オーブンの天板にお湯を張って、湯煎をしながらじっくり焼くのだそう。
しかし、中には湯煎焼きしないレシピもありますよね。
チーズケーキを湯煎するのとしないのとでは、味や仕上がりにどんな違いが出るのでしょうか?
湯煎焼きをする理由も気になります。
実は、湯煎焼きと普通にオーブンで焼いた場合では、チーズケーキの仕上がりが大きく異なります!
チーズケーキを湯煎焼きした場合と普通にオーブンで焼いた場合の味や仕上がりの違いと、湯煎焼きを失敗しないコツについてご紹介します。
チーズケーキを湯煎焼きする理由は?普通に焼くのとどう違う?
同じひとことで「ベイクドチーズケーキ」と言っても、湯煎焼きとオーブンで普通に焼いた場合は大きな違いがあります。
湯煎焼きは、天板にお湯を張って発生させた蒸気で、ケーキ全体を蒸し焼きにする焼き方です。
焼きプリンも湯煎焼きで作りますよね。
湯煎焼きは、しっとりしたチーズケーキを作るのにぴったりな作り方です。
湯煎焼きをすると、材料に混ぜた小麦粉や卵が蒸気で蒸されて、蒸しケーキのようになるので、チーズの濃厚な感じが減って、比較的軽い味わいチーズケーキになります。
ですので、卵白を泡立てて作るスフレチーズケーキは、必ず湯煎焼きをします。
でも、クリームチーズをしっかり味わいたいと思う人にはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
表面に焼き色がついたこんがり香ばしいベイクドチーズケーキは、じっくり表面を焼くオーブン焼きが適しています。
湯煎焼きするとしっとり軽めのチーズケーキができ、オーブン焼きはまったり濃厚なチーズケーキができます。
チーズケーキを湯煎焼きしたい!失敗しない方法は?
オーブンで普通に焼いたチーズケーキも美味しいですが、焼き色の付いていないなめらかなチーズケーキも、作ってみたいですよね。
湯煎焼きを利用して低温でじっくり焼いたチーズケーキは独特な柔らかさが出ます。
ただ、湯煎焼きは、焼き縮みや水っぽさが生じるなど、湯煎焼きならではの失敗もあります。
そこで、失敗しない湯煎焼きのポイントはこの3つです!
・焼き上がり後はすぐにオーブンから取り出さないこと
・焼き上がり後は型からすぐに出さないこと
まず、焼いている間のポイントは、湯煎には必ずお湯を使うことです。
天板に張るお湯は、水を入れるとオーブン内の温度が下がりますので、水はNGです。
天板が浅かったり、天板がない場合は、耐熱容器にお湯を入れて、オーブン下や天板の隅に置くようにします。
続いて、焼き上がった後のポイントは2つ。
焼き上がってすぐにオーブンから取り出してしまうと、チーズケーキが縮むことがあります。
焼き上がり時間が来ても、しばらくオーブン内に入れたままにして、余熱で焼きあげるようにします。
また、焼き上がってオーブンから取り出した後すぐに型から外すのも、チーズケーキが変形する原因となります。
湯煎焼きのチーズケーキは温度が下がると縮みやすいので、しっかり粗熱が取れるまで
型にはめて冷ましましょう。
チーズケーキ湯煎焼きと普通に焼いたものの違い まとめ
湯煎焼きのチーズケーキは、しっとりとしてチーズが軽い味わいです。
普通にオーブンで焼いたベイクドチーズケーキは、湯煎焼きのチーズケーキと比べると、濃厚なチーズとこっくりした舌触りが特徴です。
なんとなく難しそうに思える湯煎焼きですが、失敗しないポイント3つに気をつければ、おいしいチーズケーキができますよ!
ぜひ試してみてくださいね!
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