慣れない地域でのお葬式の参列は、とても戸惑うものですよね。
お葬式というのは地域や宗派によって大きく違ってきますので、いつもと同じつもりで行ったら、恥ずかしい思いをしてしまったなんてことも・・・。
特に雪国での参列の経験がない場合、服装に困ったという話を聞きます。
そこで、雪国でのお葬式の場合の靴やタイツのマナーについてご紹介します。
雪国のお葬式でもパンプス必須?タイツは履いてもいいの?
私が住んでいる北海道では、お葬式の服装に対する厳しいマナーなどは特にないように思います。
妊娠中、祖母の葬儀に参列したことがありましたが着られる礼服がなく、マタニティーのフォーマルなワンピースで参列しました。
ただ、この話はあくまでも私の場合で、近い親戚だったことと家族葬でしたので許されましたが、友人や会社関係だとそうもいかない場合はあるかもしれませんが…
私の経験上、まず冬場の靴についてはパンプスはお勧めできません。
なぜなら、冬場は雪が積もり道が悪くなりますので、パンプスだと雪が靴に入ってきてしまいます。
それに、滑って転倒する危険もあります。
そして、何より冷えます(苦笑)
外を歩く時間は短時間かもしれませんが、北海道の冬は本当に道が悪いです。
札幌の街中であれば、除雪も行き届いていて道も舗装が出ているくらいです。
ですが、葬儀会場はだいたい街中から離れていますので雪も残っていますし、最悪道がありません。
そんな中をパンプスで歩いたらどんなことになってしまうか…!?
ですので、葬儀の際の靴はブーツで構いません。
また、葬儀は黒いストッキングを履くのが通例ですが、雪が積もっている中、薄いストッキングでは寒すぎますよね。
ということで、冬場はストッキングではなく、黒い厚手のタイツを履くことで問題ありません。
防寒対策をしっかりして参列しましょう。
雪国のお葬式でブーツを履いたら白い目で見られる!?
もしかすると、ブーツはお葬式とは少し遠いイメージかもしれませんよね。
しかし、北海道をはじめとした雪が積もる地域では、フォーマルな場でも冬場はブーツですので、白い目で見られる心配はありません。
ただし、葬儀にあまり華美なものはやはり失礼に当たりますので、なるべくシンプルなデザインの黒いフォーマルなブーツを選ぶようにしましょう。
まず避けたいのは高いヒールですが、ぺったんこのブーツというのも少々フォーマルとは違う気がしますよね。
冬場の葬儀では、3~5cm程度のヒールのブーツを履いている人が多い気がします。
例えば、こんな感じのブーツですね↓
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こちらのブーツはシンプルなデザインですし、ヒールも5.5cmあるのでカジュアル過ぎません。
防水・防寒加工されていますし、雪や氷でも滑りにくい靴底になっています。
こんな感じのブーツを1足持っていれば、冬場の葬儀にも対応できますし、もちろん普段履くこともできます。
地域や時期にもよりますが、冬になるとショートブーツはそれなりにフォーマルなものも
たくさん店頭に並んでいますよ。
もしお店で見つからない場合は、ネットでチェックするのも良いかもしれませんね。
雪国のお葬式の服装はこれでマナーも防寒対策もバッチリ
お葬式に参列する際、一番気を遣う服装。
近い親戚であれば多少崩した服装でもいいのですが、他人の葬儀ではそうもいきませんよね。
特に、雪国の冬場の葬儀というのは、どんな服装で行ったらよいか悩んでしまうと思います。
ただ、マナーはもちろん大事ですが、冬場の葬儀は思った以上に寒いんです。
ですので、マナーに気を取られすぎず防寒対策も考えて服装を選ぶことをおすすめします。
そうは言っても、礼服の上に羽織るのは難しいため、中の肌着を長袖や裾の長めのものにして、中から冷え対策をしてみてください。
最近は、胸元がレースになっていたり、肌着が多少見えてもおかしくないものもありますよね。
服の中から防寒対策をすれば外からは見えませんので、内側からの防寒対策をおすすめします。
スカートの中に履く中履きの防寒スパッツもおすすめですよ。
そして、次は見える部分ですが、脚が冷えるなら裏起毛タイツがおすすめです。
こんな感じのタイツです↓
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これなら、スカートを履いていても温かく過ごすことができますよ。
さらに、真冬の場合、私は腰にカイロを貼っています。
上着は持っているコートを着ていくことで構いません。
葬儀場に着いたらコートはすぐに脱ぐものですし、コートが黒くないからと言って非難する人もいませんのでご安心くださいね。
こちらも是非参考になさってくださいね。
まとめ
基本的には、どの地域のお葬式も黒を基調にしたフォーマルという部分は変わりません。
私が今まで参列してきた葬儀はそんなにマナーが厳しいものはなかったかな?という印象です。
あまり華美になりすぎないもので、防寒・防滑対策はお忘れなく。
くれぐれも、風邪などひかぬようにお気を付けくださいね。