日本でも人気が出てきたシュトーレン、
今年はクリスマスに向けて手作りしてみました。
美味しそうに作れたのですが、
クリスマスまでにはまだまだ先。
冷蔵庫に入れると固くなりそうだし
冷凍保存は可能?
このままクリスマスまで
美味しいまま保存しておけるかしら?
少ししっとりしてるのだけれど
カビたりしない?
正しい製法で作られたシュトーレンは
一年保つものもあるそうですよ。
長期保存に耐えるシュトーレンの秘密と
賞味期限や保存方法についてお話しします。
シュトーレンの賞味期限は?カビたりしないの?
シュトーレンはクリスマス前に家族で食べる
ドイツが本場のパン菓子です。
通常はクリスマスの2ヶ月前ほどから作りはじめ
1ヶ月ほど置き味をなじませつつ、
クリスマス4週間前を待ちます。
その後少しづつクリスマスを待ちわびながら
家族と食べ続けます。
つまり、少なくとも2ヶ月は保存が効かないと
シュトーレンの役が果たせないわけです。
しかし手作りの場合、ここまで長期保存に耐えるものが
作れない場合があります。
表面にかかった粉砂糖が水分を吸って
透明になったら賞味期限切れの合図ですので、
早めに食べ切りましょう。
シュトーレンに食べごろがある?おいしくなる保存方法は?
ある年のクリスマス前、
手作りシュトーレンにチャレンジしました。
フルーツを洋酒漬けしてたっぷり混ぜ込んで、
焼きたてはとっても柔らかく美味しかったです!
1/3ほど残ったものを常温で置いておいたら、
数日であっという間にカビてしまいました。
その後、ドイツでは半年から一年ほど保存する
と聞いて驚きました!
水分の加減を守って作らないと、長期保存できない
シュトーレンになってしまうそうです。
シュトーレンは、ドイツでは儀式的なお菓子です。
責任重大なこのクリスマス菓子には
そのための製法にルールがあり、
作る職人には公認資格が必要だそうです。
職人によって正しく作られたシュトーレンは、
食べ始めるクリスマス4週間前から
美味しく食べられるように計算されています。
食べごろはまさにクリスマス前です。
シュトーレンは太長いドーム型で、
食べる時は真ん中から切って
外側に向かって食べて行きます。
食べた切り口同士を合わせてラップでしっかり包み、
ジッパー付き袋に入れて、涼しい場所に保存します。
冷蔵庫に入れると、
乾燥してしまうのと匂いが移るので
保存には常温か冷凍がおススメです。
まとめ
シュトーレンの賞味期限や保存方法などについて
お話ししました。
思いのほか本格的なシュトーレンは作るのが難しいですね。
家庭で手作りされたシュトーレンは、
往々に水分が多く、長期保存に向いてません。
手作りしたものは2週間を目処に食べ切り、
クリスマスまで何度か繰り返し作って
美味しく食べましょう。