日曜日、近所の仲良しご家族を呼んで
持ち寄りのランチ会。
メインは、鍋がいいということで
おでんにしました。
持ち寄ってもらったおかずも豊富で
おでんが少し余りました。
今は涼しいし大丈夫だろう・・・と
台所に置いておきました。
2日後の今日、土鍋を開けてみると
異様な匂いが・・・!
意外や意外、おでんが腐ってました。
たった2日で?早くない?
こんなにもおでんが早く腐るなんて。
どんな保存方法が良かったのでしょうか?
おでんが早く腐る理由は
「保存の仕方」にありました。
おでんが早く腐る原因と
正しい保存方法についてご紹介します。
おでんが腐る原因はなんですか?
たくさんの具材が詰まったおでん、
まとめて作って数日かけて食べる
ご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家も、冬になると鍋いっぱいにおでんを作って、
何日かにわたって「おでん大会」になります(笑)
そこで気をつけたいのは、
鍋に侵入する常在菌の繁殖と
外気からの菌を潜り込ませないことです。
おでんに限らず、つゆを含む鍋料理は、
その水分内の菌の繁殖と、
具が外気に触れて腐る2通りが考えられます。
おでんは「毎日火を通せば大丈夫」
と考えがちですね。
ところが、作ってから2日目以上経ったおでんは、
つゆが減り、具が混在した状態です。
火にかけるときに、十分かきまぜ、時間をかけないと、
つゆや具にしっかり火が通らないことがあるのです。
また、おでんの具には油を使った練り物も多く、
つゆから上がった状態で保存すると、
油が酸化し、異臭や味の低下に繋がります。
常温保存の際にはきちんと蓋をし、
全てのおでんの具がつゆにしっかり浸ってないと、
それだけ腐る日にちも早まるというわけです。
おでんを日持ちさせるにはどうすればいい?
おでんを食べるのは冬場が多いため、
台所は涼しいから・・・と
コンロに置きっぱなしにしがちですよね。
しかし、他の炊事を行う際に火を使い、
洗い物で湯沸かし器を使う台所の室温は、
時にはかなりの高温多湿状態になります。
鍋の外からでも熱は伝わりますので、
知らず知らずの間に暖かい室内の温度を
取り込んでしまいます。
おでんを日持ちさせるためには、
粗熱が取れたらすぐ、冷蔵庫で保管しましょう。
できればつゆと具を分け、
タッパーなどに入れて保存します。
つゆから具を取り分けることで、
具材の質の劣化を防げ、
より美味しく保存できます。
低温で保存し、毎日しっかり火を通せば、
2〜3日はもちます。
さらに日持ちをさせたい時は、つゆと具を分け、
タッパーやジッパー付き袋に入れて冷凍保存します。
冷凍保存なら、3週間ほどの保存が可能です。
食べる際は、全てを鍋に入れて火にかけるか、
電子レンジを使って温めます。
ただし、じゃがいもやこんにゃくなど
冷凍すると状態が変化してしまう
食材があります。
それらは先に食べてしまって、
冷凍しないようにしましょう。
まとめ
おでんが早く腐ってしまう原因と
日持ちさせる保存法について
お伝えしました。
いろんな性質を持つ具が入るおでん、
だから美味しい反面、
保存も多少気を遣いますね。
余ったおでんを再び美味しく食べるためには
第一に密封と低温保存、
そして加熱をしっかり行うこと。
ぜひお試しくださいね!