クラシックコンサートで聴いたオーボエの綺麗な音色・・・
その音色に引きつけられて、「自分もオーボエ吹いてみたい!」と思う人、最近では少なくないんです。
そして、大人になってからでもオーボエを始めるには全然遅くはないんです!
まずは
・良い先生
・良い楽器
・良いリード
を探しましょう!
これからオーボエを始めるあなたへ、プロ奏者の経験から基づいたアドバイスをお伝えします。
オーボエを始めるのに年齢は関係あるの?
あなたがオーボエに出会ったきっかけはなんですか?
私は、中学の吹奏楽部でオーボエを始めました。
音楽大学卒業後は、プロとしてオーケストラで演奏し、音楽学校で指導をしてきました。
こういう経歴のオーボエ演奏者が多い中、大人になってから始めようかなって思い立つと、
「普通学校の部活で始める人が多いのにこれからやるの?」
と笑われないかな・・・って考えるかもしれませんね。
オーボエはその独特の音色から、オーボエのために妖艶で物悲しい曲を作る作曲家がたくさんいます。
実は昨今、社会人になってから叙情的なオーボエの魅力に目覚める人が多いのです。
私も個人的に、大人から音楽を始めるのは大賛成です。
音楽は、聴くより実践した方が心身ともに活性化します。
吹奏楽器の呼吸法は、有酸素運動を用います。
そして、やや複雑な運指を覚えて楽譜を追う動作や聴く訓練は、脳を活発に動かします。
さらに、奏法を学ぶ時には、論理的なレッスンを必要とします。
オーボエは特に構造が複雑なので、やや理屈っぽい面があるんです(笑)
ですから、楽器をラクに吹くためのコツを掴む時、感覚で習得する若い人に比べると
大人の方が理解度が高いのです。
そう考えると、大人であることの利点も多く、オーボエを始めるには年齢は関係ないと言えますね。
まさに、やりたい時が始め時、ぜひチャレンジしてみましょう!
オーボエを大人が始めるときはまずここからスタート!
私は、バレエ音楽「白鳥の湖」のソロに惹き込まれ、オーボエを始めました。
最初は独学でしたが、音楽学校受験のために先生に師事しました。
その後も、先生のレッスンで教わったことが全て、私の演奏の原点となりました。
オーボエ演奏は体力が必要ですが、正しいフォームを学ぶと、疲れずとても楽に吹けます。
「楽」とは、なんといっても長続きに繋がりますから、大事ですよね。
楽な演奏をするためには、良い先生と良い楽器が必要です。
オーボエを始める際、まずは楽器を買ってからと思いがちです。
ところが、オーボエは全て手作り、良し悪しが分かれますので、選別して購入する必要があります。
初心者はもちろん吹けませんから、まずはきちんと吹きこなせるプロの方の選定が第一です。
また、オーボエには特別なマウスピース「リード」が必要です。
最初のうちはこの「リード」を作って提供してくれる人が必要です。
そのためにもまずはじめは、レッスンをしてくださる先生を探しましょう。
インターネットで「オーボエ講師」や「オーボエレッスン」で検索すると
情報を得やすいです。
先生選びについては、経歴を参照し、プロオーケストラのメンバーや教師など
「現役奏者」をお勧めします。
「オーボエ専門の楽器店」もありますので、そこに相談するのも良いでしょう。
そして、先生が見つかったら、楽器の相談をし、選定をお願いしましょう。
今は高い楽器の購入は難しい、あまりお金はかけたくない、という人もまずはご相談を。
プロの先生方は情報に長けていますので、楽器調達やレッスンのペースについても
得策を考えてくださいますよ。
良い先生、楽器、リード、この3つが揃ろってはじめて、快適なオーボエライフが始まります。
ただ、そうは言っても、実際はオーボエを教えてくれる先生の数は他の楽器と比べると少なく、教室が通える場所にないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなときは、DVD教材で学ぶこともできますよ。
教室に通うとそれなりにお金もかかってしまいますので、その前に、自分でちょっと練習してみたいという方にもおすすめです。
まとめ
オーボエを始めるのは大人になってからだと遅いのか、大人がオーボエを始めるにはどういったことからスタートするといいのかをご紹介しました。
オーボエを始めるのは、年齢は関係ありません。
大人が始めるには、正しいレッスンが基本なので、まず「プロの先生」探しをしてください。
適切な情報やオーボエを楽しむために必要なことは、先生から学べますよ。
ただ、もし先生がみつからなかったり、近くにオーボエ教室がない場合は、
で、ひとりでも学ぶ方法もありますよ。
楽しいオーボエライフが送れますように!