今ではコンビニでも手軽に買える大好物の杏仁豆腐。
でも、大量に食べたくて(笑)手作りしてみたくなりました。
そこでネットでレシピを調べてみると、材料に聞いたことのない名前が!
「杏仁霜」
あんにんしも!?
これなんでしょう?
スーパーとかに売ってますか?
「杏仁」とあるから、杏仁豆腐に必要なのでしょう。
ネットで調べたところ「アーモンドパウダーと同じ種類」とありました。
見た目も似てるし、もしかして代用できるかも!?
「杏仁霜」は「きょうにんそう」と読みます。
確かに見た目はアーモンドパウダーとよく似ていますね。
でも、アーモンドパウダーと代用して、おいしい杏仁豆腐は作れるのでしょうか?
そこで、杏仁霜とアーモンドパウダーの違い、杏仁霜を他のもので代用して杏仁豆腐が作れるかについてご紹介します。
杏仁霜とアーモンドパウダーとの違いってなに?杏仁霜はどこで買える?
杏仁霜(きょうにんそう)と言われても、最初は「何だろう?」と思いますよね。
もともと杏仁豆腐の原料は、バラ科の杏仁という実の種です。
殻を割って出てきた核が杏仁と呼ばれ、これをすり潰して粉にすると杏仁霜となります。
見た目が似ているものと言えば、アーモンドパウダーですね。
アーモンドもバラ科の植物の種です。
そして2つとも「アミグダリン」という成分を含んでいます。
これは、体温とともに温められると浸透しやすくなり、傷や炎症を治すと言われています。
その他、それぞれ違う効能を持っています。
アーモンドは多くの脂質を含み、他にビタミンE、マグネシウム、カリウム、鉄などが豊富です。
これらの成分により、心臓病や糖尿病に効くと言われています。
一方、杏仁は漢方の1つで「腸と肺に効く薬」として、古くから重宝されています。
咳痰に効き、便秘解消やダイエットに適していると考えられています。
杏仁豆腐ブームに伴い、杏仁霜も現在では業務用スーパーや輸入食材店、製菓材料専門店で購入ができます。
楽天市場での取り扱いもあります。
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Cottaのようなネットの製菓材料専門店でも取扱がありますので、チェックしてみてくださいね!
手作り杏仁豆腐 杏仁霜はアーモンドパウダーで代用できる?
もともと杏仁霜は「良薬は口に苦し」というように、苦いものです。
医療上の処方の際、苦味を受け付けない人のために甘みをつけ寒天状にしたと言われています。
これが杏仁豆腐です。
杏仁豆腐は、古くは宮廷料理「満漢全席」に登場しています。
食べ過ぎても消化を助けてくれる薬効が人気となり、いまでは中華料理の代表スイーツとなりました。
しかし、つい最近までも材料の杏仁霜の存在は貴重でした。
ですので、スイーツとして作られる場合は、香りが似ているアーモンドパウダーで代用する人も少なくありません。
他の材料と作り方については、杏仁霜でもアーモンドパウダーでも全く同じです。
杏仁の効用は必要とせず、杏仁霜がもし手に入らなければ、アーモンドパウダーの代用をおすすめします。
まとめ
杏仁霜とアーモンドパウダーの違い、杏仁豆腐作りの際の杏仁霜の代用品についてご紹介しました。
成分の異なる杏仁霜とアーモンドパウダーですが、杏仁豆腐のようなスイーツを作る材料としては、代用可能です。
杏仁霜も手に入りやすくなってきましたので、両方の材料で作って食べ比べるのも楽しいですね。
ただし、アーモンドパウダー代用の際には、アレルギーのあるお子さんには十分注意して与えてくださいね。
ふるふるで喉越しつるり、美味しい手作り杏仁豆腐。
ぜひお試しくださいね!