おみやげに草餅をいただきました。
草色が鮮やかで、とてもおいしそうです。
でも、結構量があるので、
今日中には食べきれそうにありません。
保存するには、どうしたらいいでしょう?
常温ではどれくらい持つのでしょうか?
草餅の上手な保存方法や賞味期限について
ご紹介します。
草餅の保存方法|常温での賞味期限は?
まず市販されている草餅の場合ですが、
パッケージに書かれている賞味期限の日付は、
常温保存でおいしく食べられる期限です。
お餅は冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、
冷蔵はあまりおすすめできません。
でも真夏の高温期なら、話は別です。
真夏の気温は常温とは言えないので、
その場合は、冷蔵庫に入れないと傷んでしまいますよね。
ただ、冷蔵庫に入れても
賞味期限が延びるわけではないので、
表示されている期限内に食べてくださいね。
続いて、手作りした草餅の場合。
市販されている草餅は、
賞味期限まで常温保存できるように作られていますが、
手作りの場合は、そうはいきません。
お餅自体がカビやすく、
中にあんこが入っている場合は、
気温にもよりますが、あんこが傷みやすいです。
そのため、手作りの草餅は、
1~2日食べる分を残して、
早めに冷凍保存するのがおすすめです。
草餅は冷凍するとどれくらい持つの?どうやって解凍するのがおすすめ?
草餅のおすすめの保存方法は、冷凍保存です。
もしも賞味期限内に全部食べられないことがわかったら、
なるべく早めに冷凍保存しましょう。
草餅は、一個ずつラップにくるんで、
冷凍保存袋に入れて密封し、冷凍します。
臭い移りや冷凍焼けをしないで
おいしくいただける期間は、
大体一か月くらいです。
解凍する際は、自然解凍です。
解凍した時に少し固くなっているようなら、
オーブントースターで焼いてみてください。
お餅が柔らかくなって、香ばしさもプラスされ、
おいしく食べられますよ!
まとめ
草餅の保存方法について、ご紹介しました。
草餅は、よもぎの葉が練りこまれたお餅です。
普通は、あんこが入った和菓子の草餅を思い浮かべますが、
お正月に食べるお餅に、
よもぎが練りこまれたものもあるんですよ。
(私の旦那の実家がそうでした!)
今は、「草餅=よもぎの練りこまれたお餅」ですが、
昔は、必ずしもよもぎとは限らなかったようです。
だから「草餅」と言うんですね。
餅によもぎを混ぜた理由は、
草の香りに魔除けの作用があると
信じられていたからです。
よもぎは漢方薬としても使われています。
・血をきれいにする作用
・血を増やす作用
・貧血を予防する作用
・整腸作用
これらの作用が病気を遠ざけたとすれば、
魔除けの力があると信じられていたのも納得です!
特に女性にとっては、いい効果ばかりですね。
これをお餅に混ぜ込んで、
女性の好きな和菓子にするなんて、
日本人の知恵はすばらしいと思います。
身体に良い草餅、
上手に保存して、おいしく食べましょう!