お正月前に、つきたてののし餅と一緒にきな粉を買いました。
新年、思いのほか子供たちからきな粉餅のリクエストが多く、例年よりたくさん食べました!
でも、1週間もすると誰も見向きもしなくなり・・・
なんとなくきな粉餅って、飽きますよね。
そのまま放置したきな粉が、数ヶ月後の今日、戸棚から出てきました(^_^;)
このきな粉は、まだ食べられるんでしょうか?
きな粉って、どのぐらい日持ちするのでしょう!?
実は、きな粉の賞味期限は意外と短いんですよ。
きな粉の賞味期限と適切な保存方法についてご紹介します。
きな粉は砂糖入りだと賞味期限は短いの⁉︎
トロッと柔らかいお餅に甘いきな粉をたっぷり、もうたまらないおやつですよね。
きな粉は、他にわらび餅や葛餅、バターを塗ったトーストにもよく合います。
小学生の頃、給食に出た「きな粉揚げパン」も懐かしく思い出されます(年がバレますが・笑)。
大豆が原料のきな粉は身体にも良く、常備食として保管しているご家庭も多いですよね。
しかし、きな粉は、一旦湿度が加わると、途端にカビてしまったり、外気の匂い移りがしてしまいやすい食品でもあります。
実はきな粉、思いのほかデリケートなんです。
ですので、開封後のきな粉はあまり日持ちがしません。
なぜなら、大豆に含まれる油脂が酸化して、徐々に劣化していくからなんです。
酸化した油分は、身体にはあまり良いものではありません。
開封後のきな粉は、常温でも高温多湿を避けた場所、もしくは冷蔵保存が適しています。
しっかり密封した状態で適切に保管しつつ、1ヶ月以内には食べ切りましょう。
ちなみに私は、きな粉を食べきるのに1ヶ月以上かかりそうと思ったら、冷凍庫に保存しています。
冷凍庫にしまう際は、きな粉は湿気やすく、臭いが移りやすいので、しっかり密封できるジップロック等の冷凍保存バッグにきな粉の袋ごとしまっています。
個人的な感覚ですが、冷凍庫では臭いが移らなければ半年ぐらいはふつうに食べられますよ。
ところで、きな粉といえば、砂糖を加えた状態で保存することもありますよね。
きな粉餅を作る時は、きな粉に砂糖を混ぜてお餅にからめます。
きな粉に砂糖を加えた状態で保存すれば、食べるとき楽ちん!(ものぐさな私)
砂糖自体はとても日持ちする調味料で、開封後も保管状況がよければ数年保ちます。
しかし、きな粉と一緒にすると、きな粉の劣化のほうが早いため、きな粉自体の賞味期限と変わらなくなります。
砂糖を入れたからと言って、賞味期限が伸びることも短くなることもありません。
きな粉の賞味期限切れてた!でも未開封だから問題なし⁉︎
きな粉は未開封状態だと、外気に触れることなく酸化が防げるので、半年から1年程度キープが可能です。
しかし、賞味期限が1年ほど設けられていても、保管状態が良くないと、短くなる可能性もあります。
暖かい場所に置いておくと、たとえ未開封だったとしても、きな粉は湿気て風味を損ねます。
賞味期限を過ぎた未開封のきな粉を発見したら、まずは開封してみて、サラサラかどうかを確認しましょう。
さらに、匂いや色を確認して、通常の状態と変わりなければ、食べても大丈夫だと判断できます。
でも、開封後は日を置かずにすぐ使い切ってくださいね。
ボソボソに固まっているものやツーンとした匂いなどがある場合は、酸化している証拠なので、食べるのはやめましょう。
まとめ
きな粉の賞味期限や適切な保存方法をご紹介しました。
きな粉に含まれる油分が、賞味期限に大いに影響しているのですね。
古いきな粉を炒り直して使う人もいますが、あまり効果的ではなく手間もかかるのでおすすめしません。
開封したての新鮮なきな粉を食べたい場合は、美味しいうちに食べ切ることと、きちんと密封して冷蔵保管してください。