子供からおやつにドーナツを食べたい
とリクエスト。
たまには手作りもいいな~と思い
作ってみました。
ところが、揚げたドーナツ、
油の中でいつまでもドロっとしてる感じ。
出来上がりも油っぽくてベタベタ、
理想とは程遠いものに。
何が原因でしょうか?
表面をカラッと揚げるにはどうしたらよいですか?
手作りドーナツ経験者なら”あるある”ですよね。
でも、ちょっとのコツで解消できますよ!
手作りドーナツの失敗の原因と
上手に揚げるコツについてお伝えします。
Contents
ドーナツの失敗の原因で考えられるのはこの4つ!
ふっくら膨らんだドーナツ、
作り立てアツアツでも
冷めても美味しいですよね!
中でもスタンダードな
「揚げる」ドーナツは
揺るがない人気があります。
でも、これが意外と失敗が多いんですよね。
油の中で生地が溶け出したり、
焦げて油ギトギトになったり。
これには決まった原因があったのです。
失敗原因1:生地の水分が多い
生地に水や牛乳を入れすぎると
いつまでも生地が固まりません。
油の中で生地が溶け出してしまう場合は、
水分が多すぎる可能性大です。
失敗原因2:油の温度が低すぎる
確かに温度を低く設定して
ゆっくり揚げると焦げませんが、
生地が緩くなる原因になります。
失敗原因3:一度にたくさん入れて揚げる
揚げ油は一定温度に保つのがベスト。
一度にたくさん入れて揚げると
温度が下がり、生地が油を吸いすぎて
ベタベタになります。
失敗原因4:揚げたドーナツをすぐに冷まそうとする
揚がったドーナツは、
油を切りながら粗熱を取ります。
急激に冷ましたり、
中まで火が通ってないと
含んだ油が外に染み出てきます。
***
これらの4つのうち1つでも当てはまると、
ドーナツの仕上がりは油っぽく、
形や色の悪いものになってしまいます。
ドーナツをカラッと揚げるコツは?
ということで、カラッと揚げるコツは、
水を多く含ませずに適度な硬さの生地を
ある程度の高温で短時間で!
となります。
具体的に挙げると、
分量はレシピ通り正確に計りましょう。
水分は卵と少量の水か牛乳で
生地がまとまる程度の硬さに。
パウンドケーキの生地ほど柔らかいと
成型が難しく、出来上がりも重くなります。
生地は冷蔵庫に30分ほど寝かせ、
混ぜた材料をなじませます。
そして、成型して揚げます!
ソフトな生地は絞り袋に入れて
クッキングシートの上に絞り出し、
揚げる時はそのまま入れます。
クッキングシートが生地から剥がれたら
取り出して下さいね。
油の温度は、生地の水分を飛ばし
空気を膨らませる180℃が適温です。
最初はたくさんドーナツを入れすぎず、
1〜2個入れて様子を見ます。
あっという間に色が変わるなら
もう1個入れてみましょう。
普通のサイズのドーナツなら、
両面合計3分ほどで
表面がきつね色に揚がります。
あとは油切りをしながら余熱で
中を温め仕上げます。
生地が柔らかいものは
その分高温で上げますが
火を強めると焦げます。
油の温度は入れるドーナツの量で
調整すると失敗が減りますよ。
まとめ
手作りドーナツの失敗の原因と
美味しく揚げる方法をご紹介しました。
カラッと揚げるには
水分量、油の温度、油切りの加減
が肝心です。
様子を伺いながら焦らず揚げましょう。
美味しいドーナツをご家庭で。
ぜひお試しを!