久しぶりに手作りクッキーを焼いてみたのですが、クッキーに焼き色がつきませんでした。
クッキーはこんがりとした焼き色がついていると美味しそうに見えますよね。
焼き色がつかないクッキーは、なんだか残念な感じになってしまいました。
レシピ通りに焼いたのに、なぜ焼き色が付かなかったのでしょうか。
こんがりとした焼き色がついた見た目にも美味しそうなクッキーは、焼き加減がポイントなんです。
そこでこの記事では、クッキーに焼き色がつかなかった理由と失敗しないクッキーの焼き加減のコツについてご紹介します。
クッキーに焼き色がつかない原因とは?
最近は自宅でお菓子を作る人が増えているそうですね。
中でも、比較的材料が揃いやすく失敗が少ないクッキーは、手作りお菓子の中でも大人気です。
でも、市販されているようなサクサクで香ばしいクッキーは、実際に作ってみると意外と難しいんですよね。
サクサクほろほろのクッキーをイメージして作ったのに、硬いパンのようなクッキーができたことがありましたっけ…笑
クッキーを上手に作るためには、材料の混ぜ方とクッキーの厚さがポイントです。
材料を正しく計って混ぜたとしても、混ぜ方が悪いと美しい焼き色がつかない原因となるんですね。
材料の混ぜ方のコツは切るように混ぜることです。
つい生地をまとめようとして捏ねるように混ぜてしまいがちですが、強く混ぜるのはNGです。
生地に粘りが出る前に、まだポロポロしてるうちにまとめてしばらく置いておきましょう。
バターがなじめば滑らかな生地になり、サクサクとした仕上がりになりますよ。
クッキー生地は、5ミリ程度の厚さに伸ばして型押しします。
クッキーが厚すぎると、なかなか焼き色がつきません。
すると、焼き色をつけようとかえって焼きすぎて、失敗してしまうことがあるんですね。
ですので、クッキーの厚さは5ミリ程度を目安にしましょう。
クッキーの焼き色の目安は?これでサクサククッキーができる!
クッキーの生地と厚さが整ったら、あとはオーブンで焼くだけです。
クッキーにちょうど良い焼き色をつけるには、オーブンの温度の加減も大切です。
レシピ通りの設定温度と時間を守っても、それぞれの家のオーブンによって違いが出てしうまうんですよね。
こればかりは、何度かクッキーを焼いてみてオーブンの癖を掴むしかないのですが…
サクサクとしたクッキーの焼き加減の目安は、クッキーの輪郭が薄いきつね色になり、中央は輪郭よりも少し薄い位がベストです。
レシピの時間通りに焼いても焼き色がつかない時は、焼き上がったクッキーは柔らかかったり、もったりしていたり、仕上がり状態にムラが出てしまいます。
これは生地を捏ねすぎたのが原因です。
逆に、全体的にきつね色になるまで焼いてしまうと、焼き上がったクッキーは固く、少し焦げ臭い味になります。
バターをたっぷり使うクッキー生地は、外側からじわーっと焼き色がついていくんですね。
オーブンの癖を掴むまでは、オーブンから離れずにこまめに様子をチェックしながら焼くと良いですよ。
クッキーを焦がすと元には戻せませんが、焼き色が薄い場合は焼き直しできます。
少し早めのタイミングで焼き色のチェックをすると失敗しにくいですよ。
まとめ
クッキーに焼き色がつかないのは、生地を捏ねすぎてしまったか、クッキーが厚すぎる場合が多いです。
生地は切るようにサクッと混ぜること、クッキーの厚さは5ミリ程度を目安にしてくださいね。
サクサクなクッキーのサインは、輪郭にほどよい焼き色が付き、真ん中は少し薄く色づきます。
この状態を目安にオーブンから取り出してくださいね。
オーブンに不慣れな場合は、こまめに様子を見ながら焼き上がりのタイミングを逃さないようにしましょう。
ただし、途中でオーブンのドアを何度も開閉するとオーブン内の温度が下がるので、きれいに焼くことができません。
クッキーの焼き色は、外からチェックしてくださいね。
クッキーを手作りしているときは他にも色々と困ったトラブルがありますよね。
そんな時は、こちらの記事も是非お役立てください。
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