健康のために家族のおやつは、なるべく手作りにしています。
誕生日やクリスマス、バレンタインデーにはケーキを作りたいのですが、一つ問題が。
いつもスポンジケーキが膨らまないのです。
レシピを変えたり、焼く時間なども注意しているのですが、焼き上がりはなぜかいつもぺちゃんこ。
オーブンの中でいつまでも膨らまないスポンジケーキにがっかりです。
やっと膨らんだ!と思っても、オーブンから取り出したら真ん中から萎んだりもします…
スポンジケーキが縮むのは何が原因なのでしょうか?
作り方?焼く温度?時間?
スポンジケーキが焼き縮む理由、いろいろな条件が重なってるかもしれませんよ。
スポンジケーキが縮んでしまう原因と焼き縮み防止方法についてご紹介します。
スポンジケーキが縮む原因はこの3つ!
オーブンの中に入っている時はふっくらしていたのに、オーブンから出したらみるみる縮んだなんて経験、ケーキを作ったことがある人なら、一度はあるのではないでしょうか。
外はカリカリで、高さが数cmにしかならないとなると困りますよね。
スポンジケーキがまさに「スポンジ」のように、ふっくら柔らかく焼きあがるのは、生地の中の空気の粒が熱で膨張するからです。
この空気の粒が多ければ多いほど軽くふわふわに仕上がるというわけです。
具体的にスポンジケーキが縮む原因は3つです。
・卵が泡立ちきれていない。
・オーブンの温度や時間が足りない。
卵がしっかり泡立っていないと、小麦粉などを加えた時に材料が卵に馴染んでしまい、空気が潰れてしまいます。
小麦粉やバター、水分は美味しさには必要ですが、分量が多すぎると材料の重みで空気の粒を潰します。
また、オーブンの温度が低かったり、設定時間より早く取り出してしまうと、スポンジケーキが熱を保てず、冷えてしまったケーキの中の空気が縮んでしまいます。
つまり、スポンジケーキの成功のコツは、たくさん空気の泡を含んだ生地を適温でじっくり焼きあげることなんですね。
もう失敗しない!スポンジケーキの焼き縮みを防ぐ方法はコレ!
では、スポンジケーキの焼き縮みを防ぐために必要なこととはなんでしょうか?
まずは卵の泡立てです。
卵は、卵白と卵黄を一緒に泡立てる「共立て」の場合は、艶が出て、切れ目なく太いリボン状に垂れるまで泡立てます。
「別立て」であれば、卵白にツノが立つまで、しっかり泡立てましょう。
卵の泡立てがゆるいと、卵と他の材料が馴染んでしまい、ずっしりと重い生地になります。
もし、卵がうまく泡立たなかったり、加減がわからない場合は、ベーキングパウダーを使うレシピに変えると、比較的失敗なく焼くことができますよ。
続いて、オーブンの温度調整です。
まずは、あらかじめ設定温度にしっかり温めておいたオーブンに、素早く生地を入れます。
途中でオーブンの扉を開けたり、設定温度を変えることはせず、時間まではじっくり焼き上がるのを待ちましょう。
時間が来たら、竹串などでケーキの中央部分の焼き具合をみます。
生焼けでなければオーブンから取り出し、熱いうちに一度テーブルに「トン」と落とします。
そしてすぐに型から出して、粗熱を取りましょう。
これで極端な焼き縮みは解消できますよ!
スポンジケーキが焼き縮みする原因 まとめ
スポンジケーキの焼き縮みの原因と解消法をご紹介しました。
焼き縮みがないふんわりしたスポンジケーキを作るためには、卵をしっかり泡立てる、気泡を潰さないようにする、オーブンの設定温度を守ることが大切なんですね。
少し時間がかかりますが、じっくり取り掛かってコツを掴めば、納得のスポンジケーキが焼けますよ。
次回はふっくらふわふわのスポンジケーキができますように!
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