生後1か月の赤ちゃんが、なんだか苦しそうにうなっています。
どこか具合が悪いのでしょうか?
どうすればいいのかわからず、とても心配です。
生まれたばかりの小さな命に、何がおきているのでしょうか。
生後1か月の赤ちゃんが苦しそうにうなるのはなぜ?
生後1か月くらいの赤ちゃんが、
うなされているような声を出していることがあります。
何か夢でも見ているのか、
それともどこか具合が悪いのでしょうか。
赤ちゃんは言葉をしゃべりませんから、
顔色や声の調子で推測するしかありません。
生後1か月の赤ちゃんは、
どうして苦しそうにうなるのでしょう?
赤ちゃんがうなる理由はいろいろあります。
それをあえて一言で言うと、
いろいろなことが未発達だからです。
脳の機能も内臓の働きもまだ赤ちゃんなので、
これからゆっくりと成長していきます。
うなるのは、成長過程で誰にでもあることなのです。
ちなみに赤ちゃんがうなっている理由を、
大人の言葉に翻訳してみましょう。
「うーん、ミルク飲みすぎた。」
「うーん、なんだか暑いな。」
「うーん、ウンチがしたい!」
「うんうん、それでそれで?」
…こんな感じで、赤ちゃんはうなっています。
赤ちゃんは、お腹がいっぱいだと感じる機能が未発達です。
だからミルクを飲みすぎて、
お腹が苦しくなってしまうことがあります。
体温の調節もまだ上手くないので、
寒いだろうと思っても暑がっていたりします。
ウンチがしたい時には、大人でもうなりますよね(笑)
時には、大人がおしゃべりしているのを真似て、
「うんうん」と声を出すこともあります。
このように、赤ちゃんは様々な理由でうなるのです。
新生児はよくうなるもの?どう対処すればいい?
赤ちゃんは、日常的によくうなります。
そのほとんどは、心配する必要はありません。
でもゲップが上手くできず苦しそうにしている時は、
ゲップの出し方を変えてみましょう。
赤ちゃんにゲップをさせるときは、
優しく背中をトントンするのが基本です。
しかし、その方法で上手く出ないこともあります。
そんなときは、食道をマッサージするイメージで
背中を上下にさすってみてください。
この方法を教えてもらってやってみたら、
びっくりするくらい大きな音で、
「ゲフゥーッ!」
とゲップをしていました。
ゲップといっしょにミルクが出てしまっても、心配はいりません。
頻繁に出てしまうようなら、
ミルクの量を少し減らして様子を見るという手もあります。
もし、噴水のように激しくミルクをもどす場合には、
病気の可能性が高いですから、
すぐにお医者さんを受診してくださいね。
成長するにつれて、うなるのは無くなっていきます。
まとめ
赤ちゃんが苦しそうにうなるのには、様々な理由があります。
でもほとんどは、成長過程で誰にでもあるものなので、
心配はいりません。
もしゲップが出なくて苦しそうな時は、
背中をさする方法を試してみてください。
噴水のように激しくミルクをもどす時は、直ちに受診しましょう。