乾燥に弱い体質なので、冬場は加湿器に頼りっぱなしです。
先日、加湿器のお掃除センサーのランプが点いていたので中を見てみました。
定期的にフィルターは掃除をしてますが、タンクは水を取り替える時にすすいでるので、
なんとなく見落としていたんです。
そうしたら…タンクの中が濁っていて、フタの近くを触ってみると、ヌルヌルしているではありませんか！
これはヤバイ！
蒸気が出る加湿器の水が腐っていたら、本末転倒ですよね。
加湿器は、どうやって掃除したらいいのでしょうか？
加湿器を清潔な状態にキープする最適なアイテムはないでしょうか！？
この加湿器タンクのヌルヌル、結構ヤバイんですよ。。
清潔第一の加湿器のタンクが汚れているのはいただけませんよね。
でもご安心を！
加湿器のタンクを清潔に保つ洗い方がありますよ。
加湿器のタンクに付着するぬめりの正体と効果的な掃除の仕方についてご紹介します。
加湿器のタンクのぬめり…原因は菌！？
冬場や乾燥した部屋の空気を潤してくれる加湿器。
ところがこの加湿器、汚れたまま放置しておくと雑菌の温床と化するのです。
加湿器内は、運転中常に熱や湿気が充満します。
温かく水分が豊富なタンク内には「セラチア菌」というばい菌が侵入します。
この菌は大腸菌に近い菌です。
毒性は弱いですが、免疫が少ない人にとってはとても悪いものです。
ところが、加湿器のタンクを洗って消毒しても、再び湿気のある場所に菌は広がってしまいます。
こればかりはいたちごっこですが、洗浄をこまめに行うこと以外、対処がありません。
できれば週1回は、加湿器のタンクとフィルターの掃除を行いましょう。
加湿器のタンクのヌルヌルには重曹が効く！？
では、お掃除の方法は？と言うと、何よりも頭にすぐに浮かぶのは重曹。
ヤカンや湯沸かし器のカルキ洗浄にも使うので、連想しやすいですね。
加湿器のタンクも、溜まったカルキによって運転トラブルが起きます。
重曹を使って加湿器のタンクを掃除する場合、水3Lに20gの重曹の割合でよく溶かします。
重曹水を空のタンクに入れ、1時間ほど運転させてから、タンク内を水洗いします。
このとき、蒸気によって外に出される重曹は、人体に害はありません。
重曹を使えば、タンク内のカルキ取りとホコリやカビの消臭ができます。
じゃぁ、重曹で掃除すればいいのね！と思ったあなた！
重曹にも弱点があります。
実は、セラチア菌には重曹の成分は効かないのです。
セラチア菌の除去には、「クエン酸」です。
クエン酸は殺菌に効果的なうえに体にも影響がないので、安心して使用できます。
クエン酸を使う場合も、3Lの水にクエン酸20gを溶かし、空のタンクに入れます。
クエン酸の場合は、電源を入れずに一晩置きます。
翌日、クエン酸水を捨ててから十分水洗いをし、よく水切りをしてから空拭きします。
もし、消毒用のエタノールがあれば、加湿器のタンクや蒸気の出口などを拭いておくと、殺菌効果が増し、しばらく清潔が保てます。
また、加湿器を使用していない時間は、極力、加湿器内に湿気を残さないようにするのが清潔に保つポイントです。
夜間や外出時など加湿器を使用しない時は、タンクに余った水は捨て、使用直前に新しい水を入れるようにしましょう。
清潔な空気にするなら次亜塩素酸水を使うのがおすすめ
重曹水やクエン酸水で加湿器を掃除する方法はわかったけど、こまめに掃除するのは面倒ですよね。
タンクを洗った直後はきれいですが、使っているうちにどんどん汚れていくので、結局掃除するまでは、加湿器からは汚れた蒸気が出ていることに…
そんなとき見つけたのが、次亜塩素酸水「ジアニスト」です。
「ジアニスト」を水で薄めて加湿器のタンクに入れておけば、消臭も除菌もできてしまうので、いつも清潔な空気でいられるってわけです！
「ジアニスト」の原料は水と塩だけなので、もちろん体に害はなく、赤ちゃんやペットがいても安心。
クリニックや介護施設でも使われていて、カビや花粉対策にもなるんですよ。
加湿器だけでなく、部屋のにおいが気になるときにスプレーしたり、布類にも使えるので、洋服やソファー、マットレスの消臭・除菌に重宝します。
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加湿器のタンクがヌルヌル まとめ
加湿器のタンクについたぬめりとその洗浄方法についてご紹介しました。
ぬめりを引き起こす菌はあっという間に繁殖し、湿気のあるところならいつでもどこでも
蔓延します。
重曹とクエン酸のダブル使い＋消毒用エタノール、または次亜塩素酸水を加湿器の水に加えておけば、加湿器を清潔に保つことができますよ。