観劇の帰りに老舗のお菓子屋さんに寄ったと、義母からカステラのおすそ分けをいただきました。
すごく美味しそうだけれど、結構大きなカステラで、夫婦二人で食べ切れるかな?と不安になりました。
もう外袋から出した状態で賞味期限が見つからないのですが、カステラはどれぐらいもつものなんでしょうか?
長く日持ちさせるには冷凍もあり?
ふっくら甘いカステラは、意外にも賞味期限が短いんです!
カステラの賞味期限と保存方法についてご紹介します。
カステラは常温保存がいいの?賞味期限はどれぐらい?
ふんわりして、黒糖や和三盆糖などの香り豊かな高級感漂うカステラ。
日本で生まれたカステラですが、洋菓子の材料を使ったお菓子の中では古い歴史があります。
しっとり感があり、かつ甘みも高いので、賞味期限は長いのか短いのか、パッと見よくわかりませんよね。
市販のカステラの賞味期限は、平均すると、開封前の状態で常温で10日〜2週間です。
未開封のカステラは、メーカーによって乾燥を防ぐように密封され、さらに菓子箱に入れて販売されているので日持ちします。
でも、一度開封すると、外気によってあっという間にパサパサになります。
これは、カステラの材料に油分が少なく、焼き上がり後、中に水分を溜め込めないためです。
一度開封したカステラを1日で食べ切れない場合は、表面をしっかりラップやビニールで覆い、冷蔵庫での保存が適しています。
それでも、材料に卵を使っているので、風味が落ちたりカビてしまう恐れがあるため、3〜5日ほどで食べ切るようにしましょう。
カステラは冷凍保存でどれぐらいもつ?解凍はどうすればいい?
カステラは少量であれば、美味しさのあまりあっという間に食べ切れそうですよね。
私だったら、一度に3切れぐらいは余裕で食べられます(笑)
しかし、大きなカステラをいただいた際などは、一度に食べ切るのはさすがに難しいですし、有名なカステラだったりすると、大事に少しずつ食べたいものですよね。(そう思うのは私だけ!?)
そんな時はしっかり密封して、冷凍してしまいましょう。
冷凍保存なら、3ヶ月〜半年ぐらいはキープできますよ。
冷凍保存方法は、切り分けたカステラをラップでしっかり包み、ジッパー付き袋か蓋付き容器に入れ、冷凍庫へ。
カステラは冷凍庫のにおいが移りやすいので、ラップでぴっちり密封して、袋や容器に入れて二重に包むのがポイントです。
冷凍したカステラを食べる場合は、自然解凍がおすすめです。
カステラは冷凍してもカチカチに凍りませんし、30分ぐらい置いておけば自然に解凍されます。(季節にもよりますが)
それでも急ぐ時は、電子レンジで1分ほどチンします。
電子レンジに長時間かけすぎると、せっかくのしっとり食感がパサパサになったり、ザラ砂糖が焦げるので、様子をみながら行ってくださいね。
ちなみに、カステラは半解凍状態でも、ひんやりおいしくいただけますよ。
まとめ
カステラの賞味期限と保存方法についてご紹介しました。
カステラを長期間保存するのは、冷凍が適しています。
カステラは蜜や卵で作られたしっとりした食感が命。
でもそのしっとり感も、開封してしまった場合は常温で放置してしまうと長続きしないので、しっかり密封してくださいね。
パサパサした残念なカステラにならないように、正しい保存方法で美味しくいただきましょう!