やんちゃ盛りの5歳の男の子。
言うことを聞かないし、手がかかって本当に困ってしまいますね。
小さかったころに比べて、やることもパワフルになってきています。
遊びたい盛りですから、なかなか家に帰ろうとしないことも…。
でもいざとなれば、ママが連れ帰り、
強制終了させることもできる年頃ですよね。
ですから、今のうちに手をかけておいてください。
え?なぜかって?
今回は言うことを聞かない5歳児の対処方を
3人の子どもを育てたベテランママが教えます!
5歳の男の子がママの言うことを聞かないのはなぜ?
子どもは、言うことを聞かないのが普通です。
手がかかるのも、普通です。
やんちゃで手がかかって、いつもママのことを困らせている男の子。
そのやんちゃぶりを見ていた保育園の園長先生は、言いました。
「手のかかる子ほど、大きくなると良い子に育つのよ。」
うちの息子は、なかなか家に帰ろうとしない子供でした。
保育園にお迎えに行くと、いつまでも園庭で遊び続けて、
「お母さん行っちゃうよ」
と言っても聞く耳持ちません。
お友達の家へ遊びに行き、迎えに行って
「帰るよ」
と促しても一向に遊びをやめません。
こちらは早く帰って、
片づけや夕食の支度をしなければと思っているのに、
全く帰ろうとしない!
最終的には、腕をつかんで引きずるようにして連れて帰りました。
よその子は、
「帰るよー」
と言われれば、お母さんのもとへ走っていくのに…。
「もう置いて行っちゃうからね!」
と言って帰ってしまうそぶりを見せても、効果がありません。
毎日毎日、無理やり引きずるようにして帰るのは、
まるで虐待しているようです。
どうしてうちの子は、他の子のようにすぐに帰ろうとしないのか。
私の育て方が、間違っている?
そんな風にずっと悩んでいました。
大きくなってから、あの頃のことを本人に聞いてみたことがあります。
すると、
「とにかく遊びたかった。もっともっと遊びたかった。それだけかな。」
と答えました。
私が行ってしまうそぶりを見せても帰ろうとしなかった理由も、
今なら解ります。
息子は生まれてすぐ手術をして、約1か月間、
新生児用集中治療室(NICU)にいました。
その間、シフトで入れ替わり立ち代わりやってくる
優しい看護師さんたちに、
とても可愛がっていただきました。
母親以外の大勢の人にお世話になっていたので、
母親が行ってしまっても、
誰かが面倒を見てくれると潜在的に思っていたようです。
言うことを聞かないのは、ただ遊びたいだけ。
あなたのお子さんは、いい子です。
だから、大丈夫ですよ!
言うことを聞かない子ども 5歳男の子にはどう接すればいい?
手のかかる時期の子どもには、手をかけて育てるしかありません。
目一杯手をかけてください。
子どもには、
「手をかけて育ててもらった」
という実感が必要だからです。
手をかけて育ててもらった子は、
「自分は、この世に存在する価値がある」
と思えるようになります。
もし、放任してやり過ごしたとしても、
後々必ず手をかけさせる事態になります。
それが中学生、高校生になってからやってきたら、
どうなるでしょうか?
体格も腕力も、もう子供の方が上です。
小さいころならできた、
「最終的には力ずくで連れ帰る」
という手も使えません。
手をかけて育ててもらうことは、必須事項。
だから今のうちに手をかけてください。
そんなこと言われても、
仕事や家事をしないわけにはいかないじゃない。
もちろんです。
お母さんには、お母さんの都合があります。
お母さんの都合は、どうぞ子どもに伝えてください。
そして遊びを早めに切り上げてもらったり、
後回しにしてもらったりしてください。
大人になったら、
いろいろな立場の人の都合に配慮する必要があります。
その練習をさせてあげるのも、大切なことです。
そして、声掛けをするときは、
「○○しなくちゃだめ」
「××しないで」
といった否定的な言葉ではなく、
「○○した方がいいよ」
「一緒に○○しよう」
「○○が済んだらゲームしていいよ」
と、良い行動を引き出すような言葉を使ってください。
そして、やることをやったら楽しく遊べることを示してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
5歳の子どもは、言うことを聞かないのが普通
と考えれば、少しは気が楽になりますよね。
手をかけて育ててもらった子は、良い子に育ちます。
今のうちに、しっかり手をかけてあげてくださいね。