沖縄旅行に行った友人から、海ぶどうのおみやげをいただきました。
名前くらいは知っているけれど、実物を見るのは初めて!
プチプチしていて美味しそうです。
この海ぶどう、珍しいので長く楽しみたいのですが、
冷凍保存することはできるのでしょうか?
どうやって食べればいいのでしょう?
今回は、意外に知らない海ぶどうの保存方法をご紹介します!
海ぶどうは冷蔵庫に入れちゃダメなの?その理由は?
海ぶどうというのは「クビレズタ」というイワズタ科の海藻です。
沖縄周辺の南西諸島で育ち、粒状のプチプチの茎を食用にします。
キャビアのような見た目なので、グリーンキャビアと呼ばれたりもします。
沖縄でよく食べられている…
と、言われていますが、
実は沖縄の人はほとんど食べないとか!?
観光客向けに居酒屋や旅館で出される食べ物
という位置づけのようです。
「家では海ぶどうなんて食べたことがない」
と、沖縄の人が言っているのを聞いた時は、
びっくりしてしまいました。
奈良県の人が、いつも奈良漬けを食べているわけではない
のと同じようなものでしょうか!?
名古屋の人が、名古屋コーチンを食べない、みたいな!?
(食べる人もいますよね・・・)
さて、本題。
海ぶどうは、暖かい海で育つ海藻なので、
寒さに弱い性質があります。
だから、冷蔵庫に入れてはいけません!
もし冷蔵庫に入れてしまうと、
粒がしぼんでプチプチの食感がなくなってしまいます。
真冬の寒い室内でもしぼんでしまうことがありますので、
注意してくださいね。
海ぶどうの上手な保存方法は?冷凍はしないで!
寒さに弱い海ぶどうは常温で保存し、できるだけ早く食べるのが原則です。
だから冷凍なんてもってのほか!
海水の入った袋に密閉された状態なら、
常温で3~4日保存することができます。
生ものですから、早く食べるに越したことはありません。
食べ方としては、サッと水洗いして、
そのままで醤油やポン酢につけて食べたり、
お刺身の付け合わせにします。
食べる直前に、短時間だけ氷水で冷やすのは大丈夫です。
サラダのようにして食べる場合は、注意点があります。
それは、上からドレッシングをかけないこと!
上からドレッシングをかけると、プチプチがしぼんでしまいます。
ドレッシングの塩分に反応して、
プチプチのなかの水分が外へ出てしまうからです。
海ぶどうを食べる時は、別の小皿にドレッシングをいれて、
つけながら食べましょう。
そうすれば、海ぶどうのプチプチの食感を損なわずに
食べることができます。
まとめ
海ぶどうの意外な保存方法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
海ぶどうは、暖かい海で育つ海藻と覚えておくといいですね。
寒さはとても苦手なので、常温保存してください。
そうすれば、プチプチの食感を保つことができます。
残念ですが、冷凍保存は諦めて、
できるだけ早く食べましょう!