最近、子供の手の甲が乾燥してガサガサしているのに気づきました。
子供の手はツルツルスベスベだと思っていたのに!
何とかしてあげたいですよね。
子供の手の甲がガサガサになってしまう原因は、いったいなんでしょうか?
原因として考えられることと、その対処法をご紹介します。
子供の手の甲のガサガサの原因として考えられることは?
空気が乾燥してくると、お肌の乾燥も気になります。
スベスベだと思っていた子供の手の甲も、ガサガサに!
一体どうすればいいのでしょうか?
どうしてガサガサになってしまうのでしょう?
そもそも健康な肌は、どうやって守られているのでしょうか?
肌を乾燥から守っているもの。
それは、皮脂と角質層です。
えっ、皮脂と角質!?
皮脂と角質はテカテカとガサガサの素で、きれいなお肌の敵じゃないの!?
いいえ、皮脂と角質層は、肌の健康を守るために必要なものです。
皮脂は、肌の水分が蒸発するのを防いで、
潤いを保つ重要な役目を果たしています。
角質層は、肌の奥に有害な光や細菌が侵入するのを防ぐ、
城壁のようなものです。
もしも皮脂と角質層がなかったら、
肌の水分はどんどん蒸発し、
有害物質は肌の奥深くまで入り込んできます。
場合によっては、全身の健康を損ねるかもしれません。
ですから、肌の健康を守るには、
角質層と皮脂をいかに保つかが大切なのです。
ところが小さい子供の肌は、
角質層が薄くて皮脂の分泌も上手にできません。
特に手の甲は、乾いた風や紫外線のダメージを受けます。
それに、風邪の流行る季節には、頻繁に手を洗いますよね。
その手洗いが、大事な皮脂を洗い流してしまうのです。
子供の手の甲のガサガサにはこうやって対処して!
子供の手の甲のガサガサは、どうすれば防げるでしょうか?
まず、冷たい風の吹く日は手袋をしましょう。
乾燥した風が手に当たると、水分がどんどん奪われてしまいます。
手袋をして、風が直接当たらないようにするだけでも、
潤いを保てるんですよ。
そして手洗いをさせるときは、なるべく水だけで洗いましょう。
これは、肌の皮脂をキープするためです。
丁寧に洗えば、水だけでも十分きれいにできます。
ハンドソープを使うのは必要最低限にして、
丁寧な洗い方を教えてあげてください。
それでもガサガサになってしまう時は、
白色ワセリンを塗ってあげましょう。
白色ワセリンは余計なにおいがなく、
肌になじんで皮膚を保護してくれます。
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でも、毎日使うのはおすすめしません。
毎日使っていると、皮脂腺が皮脂の分泌をサボるようになってしまうからです。
人にも肌にも、過保護は禁物です。
まとめ
肌の健康を守っているのは、皮脂と角質層です。
子供の手の甲ガサガサになってしまうのは、
皮膚が薄くて刺激を受けやすいからだったんですね。
ガサガサを防ぐには、手袋をしたり、
水で手を洗って皮脂と角質層をキープしてくださいね!