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イヤイヤ期到来!?子供のひどい癇癪の対処方をベテランママが教えます

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早い子は2歳から、多くは3~4歳ごろからはじまるイヤイヤ期。

とにかく何を言っても「イヤイヤ」ばかり。

ときにはひどい癇癪を起こすこともあります。

どうしてそんなに「イヤイヤ」ばかり言うのでしょうか?

子供のイヤイヤ期のひどい癇癪はなぜ起こるの?

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2~3歳くらいになると、そろそろおしゃべりができるようになりますね。

初めは真似をしているだけですが、段々意味のある言葉を覚えはじめます。

何がほしいのか、どうしてほしいのか、やっと言葉でわかるようになってきました。

ところが、ある日「イヤだ」と言うことを覚えて、何を言っても

「イヤだ」

としか言わなくなってしまいます。

やっと意思の疎通ができるようになったと思ったら、

今度は「イヤイヤ」ばかりで、言うことを聞いてくれません。

つい怒ってしまうと、ひどい癇癪を起こしたりします。

でもこれは、成長してきた証です。

赤ちゃんの頃にはお母さんにされるがまま、受け身で生活してきました。

成長するにつれて自我が芽生えはじめ、自分の意志を表すようになったのです。

でもまだ、言いたいことがうまく言えません。

どう言えばいいか解らないから、とりあえず「イヤだ」と言ってしまうんです。

そして、思い通りにならないと癇癪を起してしまいます。

もしかしたらこの時期、妹か弟が生まれているかもしれませんね。

お母さんは、赤ちゃんの世話で忙しく、上の子の相手ができないかもしれなせん。

そんな時、上の子は何を考えているでしょうか?

お母さんは赤ちゃんの方がかわいくて、もう自分のことがかわいくないのではないか。

お母さんを赤ちゃんに取られてしまうかもしれない。

そんな不安と恐怖にさいなまれて、

なんとか自分の方を向いてもらおうと必死なのかもしれません。

だって、「イヤイヤ」をすればお母さんは、

「どうして?何がイヤなの?じゃあどうするの!?」

と、自分のことをかまってくれるではありませんか!

なんでも「イヤイヤ」と言っておけば、お母さんの心は自分のもの。

お母さんの関心を引く、新しい武器を手に入れたのです。

これを使わない手はありません!

でも、お母さんにとっては困りものです。

どうしてほしいのかはわからないし、赤ちゃんは泣くし…。

「もう、勝手にしなさい!」

と突き放したくなります。

すると、上の子はもっと強力なアイテムを繰り出します。

怒って泣いて、ひどい癇癪を起こすのです。

こうなると、もう手が付けられません。

イヤイヤ期のひどい癇癪を子供と一緒に乗り越える方法は?

こんなひどい癇癪を起こすイヤイヤ期の子供には、

どのように接すればよいのでしょうか?

上の子の相手をしてやりたいと思っても、

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赤ちゃんの世話が大変なのは、どうしようもありません。

そこで、ちょっと発想を変えてみましょう。

赤ちゃんはまだ小さいですから、世話は大変です。

でも逆に言えば、まだ小さいですから、少し世話を後回しにしても文句は言いません。

だからまず、上の子の話を聞いてあげてください。

もしかしたら、ただきれいな花が咲いているのをお母さんに見せて、

「本当だ、きれいだね。」

とやさしく言ってもらいたいだけ、…だったりするのです。

それを聞いてあげてから赤ちゃんの世話をしても、遅くはありません。

イライラしながら赤ちゃんの世話をするよりも、

先に上の子の話を聞いて、それから赤ちゃんの面倒を見た方が、

上の子もお母さんも落ち着いた気持ちになれます。

私も、下の子が生まれた時に上の子のことをかまってやれずに、

いら立っているのを感じていました。

赤ちゃんが生まれる前にはしてあげられたことができなくなり、

上の子にはずっと我慢をさせっぱなしになっていたのです。

このままでは、上の子の心が壊れてしまう。

そんな予感すらしました。

なんとかしなくちゃ!でもどうすれば?

藁にもすがる気持ちで、本棚にしまいっぱなしだったある本に手を伸ばすと、

そこには、

何事も上の子から先に面倒を見るように。

と書かれていました。

赤ちゃんの世話よりも先に話を聞いてやり、

先にご飯をよそってやり、

先に着替えを手伝ってあげるように、と。

ちょっと封建的だし、そんなことで何が変わるのだろう?

でも、他に思いつくことがなかったので、とりあえず半信半疑で実行してみました。

すると上の子は、

「お母さんは、赤ちゃんよりも自分のほうがが大切なんだ。」

と感じるようになり、下の子を思いやる余裕すら見せるようになりました。

母親の愛情を、赤ちゃんと取り合う必要がなくなったのです。

そして下の子も、

「お兄ちゃんお姉ちゃんの次には、必ず自分が面倒を見てもらえる。」

という信頼を持つようになり、

上の子の用事が済むまで待つのが、あたりまえになったのです。

上の子にも下の子にも、落ち着いて向き合えるようになり、

子育てがとても楽になりました。

試してみる価値は、あると思います。

まとめ

2~3歳ころになると、自我が芽生えて、自分の意志を表そうとします。

でもうまく表現できないので、つい「イヤイヤ」ばかり言ってしまうのです。

弟や妹が生まれて、お母さんの関心を引きたくて「イヤイヤ」を使うこともあります。

そんな時は、上の子を優先して話を聞いてあげてください。

自分が大事にされていると感じれば、下の子を思いやる余裕もできます

下の子も自然に待てるようになり、落ち着いて子育てができますよ。

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