バーゲンで念願のダウンジャケットを買いました。
ところが、うちに持って帰ってから、
なんだか変な臭いに気づきました。
全体的に、獣臭いような気がするんです。
これってどうして？
いろんな人が試着したから！？
不快な臭いは早いうちに
元から消してしまいましょう。
ダウンジャケットの不快な獣臭の原因と
においを取る方法をご紹介します。
ダウンジャケットが臭い・・・新品なのになぜ？
冬真っ盛りにはとても暖かく
着心地軽い便利なダウンジャケット。
お店では気にならなかったのに
購入してから、あれ？と気付くのは、
ダウンジャケットに染み付いている臭い。
どこか獣のような臭いというか、
着ていると、どんどん臭いに包まれて
不快になっていくときもあります。。
このダウンジャケットの獣のような臭い、
実は羽毛の処理が原因なんです。
羽毛はアヒルなどの水鳥の羽を使いますが、
これを取って集め、
殺菌消毒などの加工処理を施してから
ジャケットに詰めます。
しかし、この加工処理が不十分だと、
羽毛に付いていた脂質や血液などが残って、
腐食して臭いを発します。
「獣の臭い」というのは
これらの動物的な分泌物による臭い
だからなんですね。
ですから、表生地に詰められた羽毛が
さらに時間が経つことで
外へ臭いが漏れ出すことがあります。
ダウンジャケットが獣臭いとき自分でできる洗濯方法は？クリーニングもあり？
店頭やクローゼットの中では
臭わなかったダウンジャケットが
着始めてから臭った、
なんてこともあります。
ダウンジャケットが内側から体温を含み、
蒸れて臭いを放ちます。
まずは、中の羽毛に湿気を含ませないことが
臭いを発生させないポイントです。
購入したら、まずは外に干してみましょう。
風通しの良い場所に干すことで、
滅菌の手助けをしてくれます。
しっかり羽毛が乾くと臭いが軽減します。
色あせしないように、
直射日光にあてても問題ないか、
洗濯表示を確認してから干しましょう。
それで効果がない場合は、
洗濯用中性洗剤と酸素系漂白剤少々を水に混ぜて
洗浄剤を作ります。
洗浄剤を使って、中まで洗剤が行きとどくように
優しくもみ洗いをします。
もみ洗いをして中に水が浸透すると、
水が濁ってきます。
濁った水を捨て、再び洗浄剤を加えて
もみ洗いします。
水が濁らなくなるまで手洗いした後、
30分ほどつけ置きしてしっかりすすぎます。
そして、1番重要なのは乾燥させること。
乾燥機にかけたり、外干しして、
中に湿気が残らないようにしましょう。
ただし、手洗いをする前には、
表示にある洗剤や洗濯方法を必ず確認してください。
また、ダウンジャケットを
他のものと一緒に洗濯機に入れて洗うと
羽毛が折れてしまうことがあります。
手洗い不可の表示があるものや
色落ちや破損が心配な場合は、
クリーニングに出しましょう。
まとめ
ダウンジャケットの獣のような臭いの原因と
対処法についてご紹介しました。
臭いの元は、羽毛の加工の不備なんですね。
着る前、もしくは着ている途中から
臭いが強くなってきたなと感じたら、
まずは乾燥させてみてください。
それでも臭いが取れなければ、
洗濯を試してみてくださいね。