忙しい平日用に常備菜を週末に作る。
根菜などは調理しても日持ちするけれど、
やはり野菜をもっと摂るには葉物も欲しい。
カット野菜のまとめ買いも考えてるけれど
日持ちするかな?
冷凍保存して使い切りたいけれど、
解凍したら美味しくなくなりそう。
冷凍しても質が変わらない野菜ってあるの?
どの種類のカット野菜を買えばいい?
お答えします!
冷凍に適した野菜は
水分や繊維質に関係がありそうです。
スーパーのカット野菜で
冷凍に適した野菜と美味しく食べるための解凍方法を
ご紹介します。
カット野菜で冷凍に向いているのはこれ!上手な冷凍保存方法を教えます。
袋を開けるだけの
調理カンタンなカット野菜。
最近バリエーションも増えてきましたよね。
便利ですが、いざ買い溜めても
実は冷蔵庫保存は長持ちしないのが難点。
カットした野菜はカットしたところから
劣化し始めるからです。
また、野菜には酵素が含まれています。
酵素は熟すのには必要ですが、
腐りやすくもします。
また、市販のカット野菜の場合、
袋に空気が入っていてこのまま冷凍すると空気が凍って
痛みやすくします。
冷凍する際は、
一度袋から出して水分や酵素のガスを抜き、
ラップなどで小分けをするのがベターです。
買ったまま袋ごと冷凍すると、
野菜が持っている水分が凍って
野菜の繊維を壊します。
すると、解凍後は元気が無く
しなしな状態になりやすいです。
水分が外に出にくい野菜は、冷凍保存に適しています。
ですから、下処理をして
最初に水分を飛ばしてしまう方法があります。
例えば、じゃがいもやトマトや大根は乾燥させたり
調理済みにしてから個装します。
ブロッコリーやほうれん草、キャベツ、チンゲンサイ
などは下ゆでをすると保存が効きます。
さらに、
野菜の凍った水分が繊維を傷めないために
できるだけ早く冷凍する必要があります。
それには、野菜を保存する場所に
アルミ製のプレートを置くとスピード冷凍できますよ。
失敗しないカット野菜の冷凍 美味しく食べる解凍方法は?
自然解凍すると、大抵の野菜は柔らかくなります。
解凍とともに、凍った水分が外に出てしまうからです。
料理に使う野菜は、長時間の解凍をせずに
直接調理する方が状態良く食べられます。
また、解凍時に雑菌が繁殖する恐れがあります。
ですから、
生野菜用のカット野菜は
下茹で保存をしておくか、
冷凍保存せず早く食べ切る方が
安全で美味しくいただけます。
まとめ
冷凍保存に適したカット野菜や
保存、解凍方法についてお話ししました。
いかがでしたでしょうか?
どの野菜においても、
水分を残さずに下処理をしたり
半ば調理をしておけば美味しく保存できます。
しかし、カット野菜は鮮度が命。
なるべく早めに食べ切るようにしましょう。