頻繁に拭き掃除をしているアルミサッシ。
よく見るとところどころに
白いシミのような汚れが目立ってきました。
普通に布で拭いてみても落ちないから
家庭用洗剤を使ってみたけれど、ビクともしない。
もともと暗目の色のアルミサッシに
白い汚れはちょっといただけないですよね。
なんとか落とせる方法はないのでしょうか。
そもそもアルミサッシに
この汚れがつくのはなぜなんでしょう?
掃除方法が間違ってたのかしら・・・?
アルミサッシに付くこの白い汚れ
実は、アルミの性質から生じる腐食が原因なんです。
化学反応で起きた汚れは
科学的に解消します。
今回は、アルミサッシの白い汚れの正体と、
自分で出来る掃除方法についてご紹介します。
アルミサッシが白くなるのはなぜ?
ある日ふと気になるアルミサッシの白いシミ。
これはアルミサッシにはよくある現象なんです。
アルミはもともと錆びた金属です。
ですので、
他の金属に付く赤錆のようなものは発生しません。
白い汚れの正体は、
外気との温度差で出来た結露やホコリ。
これらがアルミに触れて科学反応を起こし
腐食性水溶液、というものに変化します。
この水溶液が徐々にアルミ表面を腐食させるのです。
アルミサッシには、この腐食を防ぐために
通常アルマイトでカバーしています。
しかし、
日が立つにつれてアルマイトの皮膜が剥がれて
アルミが剥き出しになり、
その部分から白くなってゆきます。
アルミサッシの白い汚れを取りたい! これ試してみて!
化学反応によって表面の腐食が生じたアルミサッシ。
これは元どおりになるのでしょうか?
これを綺麗にする方法としては、
アルミ用有機酸洗浄剤で拭き取り、
フッ素コート剤でカバーをする。
と、
紙やすりで白い部分を削り取って
アルミ用の錆び止め剤を塗ってから
サッシの同系色の塗装をする。
の2通りがあります。
ひとつめの方法は、洗浄剤さえ見つかれば
さほどの手間はかかりません。
成分は乳酸ですが、あくまで酸性の薬品なので
手袋をし、スポンジを使用しましょう。
ゴミなどを取り除いたサッシに
洗浄剤を擦るように塗り、
水で十分洗い流してください。
汚れが落ちたのを確認してフッ素コートをします。
ふたつめの方法は、本来業者さんにお願いする方法で、
DIYである程度綺麗に仕上げるには技術が必要です。
しかし、
小さい傷の隙間から腐食が繰り返されるので
そこをしっかり削り取って原因を封じ込める
方法としては状態を長く保つ方法と言えます。
まとめ
アルミサッシの白い汚れの正体と
取り除く掃除方法をご紹介しました。
2通りの方法をご紹介しましたが、
いずれも薬品を使う処置方法なので、
取り扱いには十分注意をしてくださいね。
必見!潮風で真っ白な窓ガラス 簡単に掃除する方法は?
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窓枠の木に生えたカビはカビキラーで落とせる?自分で掃除するならこの方法で!
を参考になさってください。
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