ご近所の農園から初物のさつまいもを分けて頂きました!
皮に栄養があるから、と聞いたので、早速泥をとって皮ごと茹でました。
おかげで家族全員で美味しくいただきました。
でも、さつまいもを茹でた鍋が何だかベタベタ。
鍋をこすり洗いして一晩置いたのですが、朝見てもベタつくまま。
このベタベタ汚れ、どうやって落とせばいいですか?
もしかしてこのまま!?
さつまいもを茹でたあと、鍋についてなかなか取れないベタベタ汚れ、これはさつまいもが新鮮だった印です。
でも心配ご無用、ベタベタ汚れはちゃんと落とせますよ!
さつまいもを茹でた後の鍋のベタベタ汚れを簡単に落とす方法についてご紹介します。
さつまいもを茹でた鍋のベタベタ汚れの正体とは?
最近はさつまいもは次々に新しい品種が栽培されて、珍しい種類のさつまいももスーパーで購入できるようになりましたね!
さつまいもは食べ方も多様で、焼いたり、蒸したり、煮たりとオールマイティ。
ビタミンや繊維質が豊富で、お肉や魚にも合うので副菜にはぴったりの食材ですね。
ところが、さつまいもを茹でた後の鍋がなんだかベタつくんですよね。
そしてこのベタつき、なかなか頑固でこすり洗いしても取れないことも。
実はこのベタベタには、2種類の原因があるのです。
まずは灰汁(あく)。
さつまいものつるや皮には、多くのアルカリ性の灰汁の成分が含まれています。
さつまいもの皮にはポリフェノールの一種が含まれているので、皮ごと調理することも多いと思います。
さつまいもを切って皮ごと鍋で調理すると、この灰汁が浮き立ち、鍋の側面や底にくっつくのです。
もう一つは、さつまいもの糖分。
皮をむいて茹でても鍋がベタつくという場合は、べたつきの原因はさつまいもの高い糖分です。
さつまいもを茹でた後の鍋を洗わずに放置しておくと、カラメルのように鍋底に固まってしまうこともあります。
さつまいもを茹でた鍋のベタベタ汚れの簡単な落とし方はこれ!
さつまいもを茹でたあとの鍋のベタベタ、効果的に落とすにはどうすればよいのでしょうか。
灰汁がついた場合は、その成分はアルカリ性であることが主なので酸で中和させます。
おうちにあるものでは、お酢やレモンが使えますよ。
鍋の内側にお酢を振りかけたり、レモンの汁や皮でこすってみると、徐々に汚れが中和され落ちてきます。
糖分がくっついている場合は、熱で溶ければ落ちますので、お湯を張って剥がれるのを待ちます。
どちらの汚れも、落ちた後は中性洗剤を使って洗い流せば、鍋はスッキリきれいになりますよ。
この灰汁と糖分、実は共通の性質が一つだけあります。
それはどちらとも水溶性。
つまり、水に溶けるのです。
ですので、鍋にお湯を張ってしばらく置いておけば、どちらが原因の場合でも、汚れが落ちるわけです。
お湯で漬け置くのが、最も簡単な落とし方です。
灰汁の場合は、お湯を張って少量お酢を垂らします。
糖分の場合も、お湯を張って様子を見ます。
いずれも、お湯が冷えた頃には変化が見られます。
頑固なベタつきでも、2〜3回これを繰り返せば大抵はすっきり落ちますよ!
まとめ
さつまいもを茹でたあとの鍋のベタつきの原因と、鍋についた汚れの簡単な落とし方をご紹介しました。
灰汁と糖分、いずれの場合も、まずはお湯に漬け置きがおすすめです。
この鍋のベタつき、固まりになることが多く、つい金属たわしなどでこすり洗いしたくなりますが、じっくりお湯に浸して様子を見てください。
そうすれば、鍋に傷をつけずに落とせますよ。
ぜひお試しくださいね!
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