お気に入りの特集が載ってる雑誌、保存版として残したいですよね。
でも、家に無造作に置いておくと、色褪せたりカビして、結局泣く泣く捨てるハメに…。
時間が経っても、雑誌のページがふにゃふにゃにならない保管方法はあるのでしょうか?
雑誌を保存する際の天敵はズバリ「ホコリ」「日焼け」、そして「湿気」です!
これらの大敵を遮断できる場所を確保すれば、大事な雑誌をいつまでもきれいに保管できますよ。
そこでこのページでは、大切な雑誌を湿気から守りきれいに保存する方法、万一、雑誌がふにゃっと湿気ってしまった場合の湿気の取り方についてご紹介します。
Contents
部屋で雑誌を保存するとき湿気ない場所とは?
私は定期購読している雑誌があるのですが、写真がきれいだし、何度も読み直したいので、捨てずに保存しています。
ただ、うちのマンションの部屋の湿気で、どうしても雑誌自体がフニャッとしてしまうんですよね。
特に梅雨の時期や除湿機を止めている間は、なんだか落ち着きません。
雑誌を保存する場所は、風通しの良い場所が適しています。
部屋の空気をこまめに入れ換えるなどしているだけでも、ページの波打ちは減ります。
押し入れやクローゼットの中は、湿気が多く風通しが悪いので、雑誌の保管場所としてはあまり向いていません。
しかし、日差しが強い窓際や玄関の近くだと、雑誌が色褪せたり、ホコリが溜まるなどしやすくなります。
本棚が窓に面しているような場所は、雑誌に直射日光が当たらないように、布などを掛けて遮光すると良いですよ。
雑誌に直接日が当たったり、ホコリがつくと傷んでいくので、これだけでもずいぶん違います。
これで安心!雑誌に適した保存方法とは?
雑誌はどんどん増えるので、つい積んでしまうことが多くなりますよね。
でも雑誌は、積んでおくより立てて保存した方が、見栄えもいいですし、型崩れなく、分類もしやすいです。
また、雑誌は蛍光灯の光でも色褪せますので、大切に雑誌を長期保存するなら立てることがおすすめです。
ただし、雑誌を立てて本棚などに入れたとしても、隙間があると、そこから湿気が入ります。
ですので、同じサイズの他の本や雑誌を両脇に詰めて隙間を埋めるようにしたほうが、雑誌が傷みません。
できるだけ長期に保存する場合、表紙にカバーをかけたり、製本用の粘着透明シートを貼る方法もありますよね。
こちらの透明カバーは雑誌にかけるだけなので、手軽でいいですよ。
雑誌を置くスペースがあまり取れない場合は、雑誌を複数冊まとめて保管できるマガジンファイルが便利です。
私はこちらのタイプのファイルを使っていますが、立てやすいし、見つけやすいし、見た目もスッキリするのでおすすめです。
ただ、これらは表紙をガードするには最適ですが、中のページには残念ながらあまり効果はなく、保管場所を誤ると、湿気って変形したりカビたりすることがあります。
それから、気をつけなくてはならないのは、虫食いです。
虫食いは免れたとしても、湿気を放置しておくと、ページに穴が空くこともあるんですよね。
ですので、大事にしたい雑誌は、少し面倒ですが年に一回は保管場所から取り出して、虫干しをするのがおすすめです。
雑誌をパラパラ振ったり、ページを開いて風を通すようにしましょう。
部屋自体の湿度が高い場合は、エアコンの除湿モードや除湿機を使うとよいですよ。
もし本棚にスペースがない場合は、蓋のついた深めのプラスチックのケースに乾燥剤や防腐剤とともに、雑誌を詰めるのも効果的です。
湿気を吸ってフニャッとした雑誌の湿気取りならこの方法がベスト!
これまでご紹介してきた対策をとっても、雑誌が湿気を吸ってしまうこともあります。
もしもページが湿気って波打ってしまった場合、雑誌から湿気を取る2つの意外な方法をご紹介します。
凍らせる
最初聞いたとき「え!?何言ってるの!?」とビックリしたのですが(笑)
雑誌を凍らせて、平らな状態に戻すアイデアです。
ただし、冷凍庫にスペースがあることが条件になります。
雑誌が入る大きさの冷凍保存袋を用意します。
雑誌を保存袋に入れ、袋の口は開けたまま、雑誌を立てた状態で1~2日間冷凍庫に入れておきます。
冷凍庫から取り出したら、雑誌の上から分厚い本やホーロー鍋など重みがあるもので重しをします。
雑誌を乾燥させながら、ページの波打ちを戻していく方法なのですが、意外とページはピンと伸びますよ。
紙を挟む
もう少し手軽なのが、湿気たページとページの間にコピー用紙などの白紙を噛ませておきます。
紙を挟んだページは乾いた時に広がるので、冷凍した後と同じく重しをします。
ちなみに、雑誌のページがふにゃふにゃになったときにやってはいけないNGな方法は、自然乾燥とアイロンです。
すぐに思いつく簡単な方法で、効果的な気はするのですが、これはやっちゃダメです!
これこそ波打つページが残り、泣く泣く捨てる羽目になり兼ねませんのでご注意くださいね!
まとめ
雑誌を長期に保管したい場合は、ホコリ、湿気、日焼けに十分注意が必要です。
雑誌は直射日光を避け、風通しの良い場所で立てて保存するのが長期保管のコツです。
例えば、本棚にしまう場合は、布をかけたり、表紙カバーやファイルを使うなどして、ホコリや色褪せを防ぎましょう。
もしページが湿気ってしまった場合は、凍らせるか乾いた紙をを挟んで重しをすることで、ページの波打ちを戻すことができますよ。