職場の後輩の結婚式への招待、本来ならばおめでたい場なので出席するべきところですが・・・
日頃そんなに親しくないと行くべきか迷うところですね。
さらに、出席するとなれば、服やヘアメイクの手間、ご祝儀など事前の準備や支出を思うと、正直憂鬱にもなります。
角が立たない断り方は「事前申告」と「お祝いを贈る」
この2つの方法で乗り切りましょう。
職場の後輩の結婚式の上手な断り方と今後も円満に付き合うためのアフターケアについて、経験を踏まえてご紹介しますね。
職場の後輩の結婚式に行きたくないときの上手な断り方は?
職場の付き合いの中でなんとなく出席を躊躇するのは、「後輩の結婚式」が筆頭かもしれません。
私も同僚の結婚ブームが過ぎ、やがて後輩の結婚が決まり始めると、招待状が届くたびにドキドキしたものです。
また、当時独身だった私としては、出席するのも抵抗がありました。
どうして後輩は私を呼ぶのかな?と、いぶかしい気持ちも湧きました。
正直そんなモヤモヤする気持ちが払拭できないので、あえて欠席をした結婚式もありました。
でも、自分が結婚した時に気づいたんです。
出席してほしいと願った人から届く「欠席」の知らせがどれほどがっかりするのか・・・。
その後は、結婚式の出欠には、特に気を遣うようになりました。
さて、葛藤の末、欠席を決めた場合、漠然と気持ちが向かないために欠席理由をあえて告げない人がいます。
でも、これって、あとになって徐々に罪悪感が沁みてくるんですよね。
「いいお式だったよ!」なんて、後で聞いたりするとなおさらです。
行きたくない、行く意味がない、と言う気持ちがはっきりしたら、まずは欠席を迅速に伝えましょう。
返答を先延ばしにしていたり、欠席にただ印をつけただけの返信は避けたいものです。
招待状の返信には、一言でも「おめでとう」とメッセージを書き添えましょう。
「残念ながら都合により」など、簡潔な理由書きを加えると、相手も納得しやすくなります。
招待する側の気持ちに沿う返信を心がけると、欠席に対する罪悪感も軽くなりますよ。
逆に、自分を正当化するために、欠席理由を長々と伝えるのは是非とも避けましょうね。
あくまでも先方の気持ちを汲んだ返信を心がけましょう。
欠席しても祝福の気持ちを伝えることは大事!
会社のお付き合いのなかで、接待や飲み会などの親睦会よりもおめでたい結婚式が億劫なのは、個人的な誘いの部類に入るからでしょう。
同僚の結婚式だと、同期と一緒のテーブルについて、親しみを持って祝福できるものですよね。
でも、後輩の結婚式となると、職場での参列者が一気に上司と後輩に占められます。
こういう比率って、なんとなく精神的に遠ざけたい気分になります。
だからなんとなく「行っても楽しくない」という気持ちが先行してしまいがちですよね。
でも、招待する側は純粋に
あなたに祝福してもらいたい
お世話になっているので感謝を述べたい
と思っているはずです。
となれば、欠席する場合でも、祝福の意を込めてお祝いの品を贈ってみては?
職場で会える後輩には、結婚式の1ヶ月前〜遅くても2週間前には直接手渡しするのがベストです。
渡す時に少しの会話が加われば、馴染みが薄かった後輩でも、今後のお付き合いを繋げやすくなりますよ。
お祝いの品はそこまで高価でなくてOKです。
あまり高価なものだと、もらったほうも気を遣ってしまいますからね。
実用的で「お二人のために選んだ」と感じさせるものを選びましょう。
ちなみに私は、ビアタンブラーや切子のペアグラスを贈ったことがあります。
ワイングラスと違って、太めのフォルムのグラスはあると使い勝手が良いものです。
また、ペアグラスはそれほど重くなく、梱包のデザインもすっきりしていて、手渡しでも喜んでもらえましたよ。
まとめ
職場の後輩の結婚式を上手に断る方法と、その後もお付き合いを続けるための気配りについて、お話ししました。
欠席する場合も、相手に対してきちんと誠意を伝えることが大事です。
自分にとっては面倒に感じたり、出席に意味を持たない結婚式と思っても、相手にとっては一生に一度の大切な日です。
だって、結婚式なんですから・・・!
当日出席しない代わりに、祝福を込めたささやかなメッセージとお祝いを用意しておくと、
今後もお付き合いをしやすくなりますよ。