栗好きの母の誕生日に
お友達がマロングラッセを下さいました。
ところが母は洋酒が苦手、
大きなマロングラッセの箱は我が家へ。
でも夫婦2人ではすぐに食べられない量。
賞味期限は比較的長いけれど、
冷蔵庫に入れておくだけじゃダメかしら？
いい保存方法は？
長期保存には冷凍、と思い浮かぶけれど
マロングラッセ、パサパサにならない？
手間暇かけて作るマロングラッセは、
洋酒や砂糖漬けの効果で
長く常温保存できる洋菓子の一つです。
でも、賞味期限を超える長期保存はやはり冷凍です。
解凍しても美味しく食べられる
マロングラッセの冷凍方法と、
余ってしまった時の活用法をご紹介します。
マロングラッセの保存方法は？保存期間はどれぐらい？
マロングラッセは日を分けて
少しづつ砂糖を絡ませて作る
栗のお菓子です。
洋酒で浸け煮をし、
砂糖でコーティングすることで、
中の水分を閉じ込めます。
そのようにして、
火を通した栗が腐るのを抑えます。
そのため、常温保存でも長くもつのが特徴です。
高温多湿を避けて保存すれば、
常温でも3〜4ヶ月保存可能です。
もちろん冷蔵庫に入れてもいいですが、
冷蔵保存は臭い移りが心配ですね。
洋酒のいい香りを消さないよう
箱ごと保存するよりも、
ジッパー付き袋やタッパーに入れて
密閉すると良いですよ。
さらに、マロングラッセは冷凍保存が可能です。
冷凍保存で気をつけたいのは、
霜が張って風味が落ちる「冷凍やけ」です。
通常、個装のまま、もしくはさらにラップで包み
ジッパー付き袋に入れて、
しっかり空気を抜いて密封します。
冷凍保存は半年以上もちますが、
出来れば美味しいうちに食べたいものですね。
あまったマロングラッセの活用方法を知りたい！
保存に効くお菓子マロングラッセですが、
そのまま食べる以外に
おいしい活用方法はあるのでしょうか？
モンブランの上にちょこんと載っている
マロングラッセをイメージしていたら
「ケーキに混ぜたら良いのでは？」と
思いつきました。
5〜6個細かく砕いて、
パウンドケーキ生地に混ぜ込み、
普通にパウンドケーキを作る要領で
オーブンで焼き上げます。
マロングラッセが甘いので、
ケーキ自体はお砂糖控えめで。
やはり細かく砕いたマロングラッセを
ホイップクリームに混ぜると
これもとっても美味しいです。
パンケーキやあんこのどら焼きとも
相性抜群ですよ。
お菓子だけでなく料理にも使えます。
焼豚やビーフシチューを煮る時、
数個一緒に煮るとお肉は柔らかくなり、
洋酒と砂糖がソースの隠し味になります。
ただし、入れすぎると甘くなりますので
注意してくださいね。
まとめ
マロングラッセの保存方法と
美味しいアレンジ法についてお伝えしました。
甘くて香り立つマロングラッセの美味しさは、
紅茶、日本茶、コーヒーはもちろん、
ブランデーやワインのお供にもとても合います。
お菓子や料理に混ぜると
少し贅沢な一品に、
おもてなしに一役買ってくれますよ。
是非お試しください！