急に旦那さんから「久しぶりに筑前煮食べたいな~」とリクエストがありました。
張り切って作ってみますか!と根菜をたっぷり用意し、下ごしらえのためにごぼうを洗っている頃から違和感が。
何だか手が渋くなってきました。
ごぼうの皮を削いで、乱切りにし終わった時点で、もう手が真っ黒でベタベタ。
真っ黒な手で他の野菜は触りたくないので、調理を中断して、 せっけんで何度手を洗っても指先の黒ずみがなかなか取れません。
ガンコなごぼうの灰汁(あく)、一度手につくとなかなか取れませんよね。
でも、大丈夫!
手についたごぼうの灰汁を簡単に落とす方法ご紹介します!
ごぼうの灰汁で手についた汚れはこれで解決!
煮物を作る機会が増える冬場、様々な根菜がおいしい季節でもありますね。
繊維質も豊富な根菜は、運動不足になりがちな季節は特にたっぷり食べたいものですよね。
ところが、ごぼうをはじめ冬の根菜は灰汁がとても多く、下ごしらえも一苦労です。
でも、この灰汁にもちゃんと意味があるんです。
灰汁はタンニンなどの成分が含まれていて、野菜自体が身を守るための成分なんですよね。
灰汁は苦味が強く粘性を持っているので、手についたり口に入るとかゆみが出るなどの違和感を伴います。
では、灰汁が手についた場合、どうやって落とせばいいのでしょうか。
キッチンにあるもので簡単に灰汁を落とす方法をご紹介しましょう。
お酢
ささがきごぼうやレンコンの薄切りなどの根菜を酢水に浸けることがありますよね。
酢水に浸すことで、灰汁の強い野菜が黒ずまないようにする効果があります。
灰汁がついて黒ずんだ指にも、実はお酢が効果的なのです。
灰汁が手についた時には、お酢を同量の水で薄めた液に数秒つけながらこすっていきます。
お酢の匂いが気になるかもしれませんが、酢水で洗った後は石鹸で手を洗えば、匂いは気にならなくなりますよ。
レモン汁
レモンもお酢と同じ効果が期待できます。
お酢の匂いが気になるなら、もし家にレモンがあればレモンで汚れを落としてみましょう。
レモンで灰汁の汚れを落とす場合は、絞ったレモン汁をそのまま手につけてこすります。
灰汁が落ちたら、よく水で洗い流してください。
ただし、レモン汁は原液だと刺激が強いので、手や指に傷がある場合は注意してくださいね。
ガンコな灰汁…爪の汚れはこうすればキレイに!
指先についた灰汁は落ちても、爪の間に黒ずみがいつまでも残ることがありますよね。
でも、爪の間に入ってしまった灰汁もきれいに落とす方法がありますよ。
それには、エナメルリムーバーやメイク落としを使います。
エナメルリムーバーやメイク落としをコットンに含め、爪を覆うように数秒押さえます。
こうすると、爪と指の間に入り込んでしまった灰汁の黒ずみは取れますよ。
レモンの皮でこすっても、徐々に黒ずみが消えていきます。
まとめ
手についたごぼうの灰汁を簡単に落とす方法についてご紹介しました。
料理中についた頑固な灰汁の汚れは、台所にあるお酢やレモンで落とすことができます。
お酢であれば常備していることが多いと思うので、覚えておくと良いですね。
また、爪についた汚れにはエナメルリムーバーがメイク落としも効果があります。
ぜひ試してみてくださいね!