学生の頃はいつから夏服、いつから冬服と決まっていましたが
社会人になるとそうはいきません。
特に、営業されている方は性別問わず大変気をつかう所だと思います。
入社して初めての事ばかりで日々、頑張っている新入社員の方、
ふと、こう思ったことませんか?
「暑くなってきたな~、もう上着なしでいいか~」
なんて思っていると社会人としてはマナー違反ですよ!
周りの目を気にせず、勝手に衣替えしちゃうと
会社でひとり浮いてしまうかもしれません。
そうならないためにもその辺を見極める力も
これから社会人として大切なところではないでしょうか?
スーツを初めて購入された方はお店の人から
色々とアドバイスしてもらったと思います。
スーツは袖が1cmほど出るのが常識だそうです。
普段着ではなんだか気持ち悪いですよね。
スーツには3種類あるのも、説明された方いるかもしれません。
春夏用(4月から9月)
秋冬用(10月から3月)があります。
今はオールシーズンなんていうのもあります。
こちらは背抜きになっているので営業さんには不向きかも・・・
主に内勤のお仕事をされている方におすすめです。
普段着なら好きなものを選べば誰も文句は言いません。
今の日本ではまだ、「会社」となると話は変わってきます。
そこで、このページではスーツの衣替えのマナーについてご紹介します。
スーツの衣替えの時期はいつが一般的?気温で決めてはダメなんです
スーツの衣替えはだいたい年に2回が多いかと思います。
先ほどのオールシーズンスーツを
うまく活用されている方で3回でしょうか。
最近は春先でも寒暖差が大きくて悩みどころですよね。
ちなみに海外では、「シャツは下着」の考えが定着しているので
ジャケットは絶対に脱がないそう。
日本ではちょっと前から、クールビズを推進していることもあるので
昔に比べて夏場は、だいぶ楽に過ごせるのではないでしょうか?
人それぞれ、感じ方に違いがあるので、寒暖差がある時期は
靴下やインナー、ベスト、カーディガンで調整します。
これだけで寒さ対策になります。
そして気を付けないといけないのがジャケットの脱ぎ着ですね。
社風にもよりますが、上司の前ではジャケット着用が基本です。
営業さんで有れば取引先でのジャケットは必須です。
クールビズは社内だけ、空気読めない人と思われないためにも
公の場ではまだまだ通用しないことを理解しておきましょう。
職場の雰囲気に慣れてきているなら
先輩に「〇〇さんは、いつから夏用にします?」と
聞いてしまうのも手ですね。
スーツに慣れている先輩から、意外な情報が
もらえるかもしれません。
スーツを衣替えした後、収納する前に必ずやるべきこととは?
スーツのクリーニングが終わったら収納しますよね。
そのままクローゼットにしまうのはNGです。
実は、クリーニング屋さんでつけてくれる
ほこりよけのビニールがくせ者なのです。
ビニールはカビの原因になるので
はずして半日ほど部屋干しが必要です。
そのあと、不織布のカバーをかけて保管します。
保管方法ですが、ハンガーがすごい重要!
スーツを買ったときに付いてくるハンガー
捨てちゃった人いませんか?
もし、居たら「ご自由にお持ち帰りください」と
無料でいただけるお店も有るので、探してみてくださいね。
今は、100円ショップにもあります。
その時は、肩の部分がシッカリしたハンガーを選びましょう。
パンツ用は、スポンジの付いたものがおすすめです。
パンツ用に別のハンガーの購入を考えているなら
裾を挟んで吊るせるタイプがおすすめです。
ズボンはウエストを下にして吊るします。
このとき、裾に挟んだ型が付かないように気を付けてくださいね!
二つ折りで保管するなら、折り目にタオルなどを挟んで
変なしわが付かないように保管しましょう。
ジャケットに気を使う人は多くいますが
ズボンにも気を使ってあげて下さい。
ヨレヨレのズボンは女子ウケも悪いし
上司にも「だらしない奴」と思われるかもしれません。
まとめ
・クールビズは社内のみ、公の場では通用しない
・次のシーズンに気持ちよく着られるようにクリーニング後の保管方法に気を付けて
スーツの衣替えの際は、最低限この2点に気をつけてくださいね。
空気読めない社会人に見られないためにも、
日々、上司や先輩の服装にも目を向けてみましょう。
社会人になると、お悔やみの機会も増えてきます。そんなときに慌てないように、法事のマナーも確認しておきましょう。