最近買った新しい包丁ばかり使っていたら、
長年使っていたステンレスの包丁が錆びてしまいました。
うっかり刃先しか見てなくて、
包丁の表面の錆びに気付かずにそのまま調理。
後になって、もしかしてサビって体に悪いのでは?
と不安になってきました。
このサビは有害?
サビがつかない方法はないの?
食べてしまったらどうしたらいい?
心配ありません!
ずばりステンレスのサビは、人体には問題がありません!
ほっ・・・良かった!!
今回は、ステンレスの包丁のサビとお手入れ法についてご紹介します。
サビの正体を知れば、心配も落とし方も簡単に解決しますよ~!
包丁のサビは体に害なの?もし食べてしまったらどうすればいい?
ステンレス、と聞くと「サビない金属」とイメージしますが、
実は「サビにくい」が正解です。
ステンレスは、サビにくく処理をしている合成鋼の1つです。
そして、通常調理器具として使われるステンレスは、
体内に害をもたらさない処理がされています。
しかし、日頃の手入れが悪いと錆びてきます。
食べ物がついたまま放置したり、
他の金属のサビに反応した鉄サビです。
鉄のサビは、鉄分が酸化して出来たもので
体内に入っても問題はありません。
また、包丁からのサビが食べ物に付着する量はほんの少量です。
たとえ体内に入ってしまっても、
ほとんどは鉄分として体内に吸収されますが、
有害ではありませんから心配いりません。
包丁のサビ取りには重曹が効果的?簡単に錆を落とす方法を知りたい!
ステンレスの包丁のサビはほとんどが酸化鉄、赤さびの種類です。
ですので、表面に付いたサビをこすり洗いすれば
綺麗になります。
クレンザーや重曹など研磨効果のある洗剤や
クエン酸でこすり洗いしましょう。
金属タワシや硬めのスポンジはもちろん、
ワインのコルクや丸めたラップでも落とすことができます。
サビ落としのポイントは「しっかりサビを落とすこと」です。
サビが残ると再び発生しやすくなります。
きちんと金属面が綺麗に現れるまで擦り、
お湯でしっかり落ちたサビを流しましょう。
そしてよく拭き取ってから、さらに乾燥させて酸化を防ぎます。
包丁を使った後、食器洗剤で洗ったり、食用油を塗ることがあります。
たしかに、表面のサビ防止には効果的なのですが、
刃先に塗ると切れ味を鈍らせますので、気をつけましょう。
刃先は錆びないように、常に研磨石でよく研ぐようにします。
研ぐのが苦手、面倒な時は、
セラミックやコルクなどで簡易的に磨く習慣をつけておくと、
サビのない包丁を保つことができますよ。
ぜひおためしくださいね!
まとめ
ステンレス包丁のサビと落とし方についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
サビ落としの際は、刃先に触れると危ないので十分注意してください。
ステンレスの包丁の金属サビは害がありませんが、
食べ物に鉄の味や色がつけば美味しさ半減。
常に清潔、衛生的にお手入れをして使いましょう!